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こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】   ごあいさつ「第59回 逗子海岸花火大会」

【2】   家づくり雑記帖 「夏も涼しい省エネ住宅」

【3】   家づくりのいろは「手摺―バルコニー等―」

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【1】 ごあいさつ「第59回 逗子海岸花火大会」

こんにちは、松匠創美で設計を担当している久保です。スーパーに梅の実が並ぶ季節になりました。 松匠創美の倉庫がある敷地の梅の木、今年もたわわに実を付けてくれましたので、ちょうど収穫をしたところです。

そんな梅雨入り前のこの時期に、葉山のお隣、逗子では、第59回 逗子海岸花火大会が開催されます。日時は、6月3日(金)19:30~20:15、雨天、荒天により中止の場合は、翌日6月4日(土)に順延となります。打ち上げ数は、約7,000発を予定しているとのことですので、今年も華やかな花火が楽しめるのではないでしょうか。

当日は安全のため、海岸に近い道路では、交通規制が行われますので、お車の方は、注意が必要です。また、3日に花火大会が開催された場合は、翌朝9:00より海岸の清掃を行われるとのことです。

一足早い花火大会、お出かけになってみてはいかがでしょう。

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【2】       家づくり雑記帖 「夏も涼しい省エネ住宅」
こんにちは設計の田中です。
だんだんと暑い日が増えてきたという事で、今日は、省エネ住宅に根付いているような気がする、寒さ対策の家とういうイメージを少し変えたいという気持ちで「夏も涼しい省エネ住宅」について書いてみたいと思います。

省エネルギー住宅の事を調べていると、良く出てくる説明に「家づくりは冬に対して対策をもっと取るべき」という内容です。省エネルギー住宅に欠かせない「高気密高断熱」は、日本では、北海道で普及して来た家づくりです。一方、北海道と違ってそこまで寒くない地域に住んでいる人は、高気密高断熱は必要ない。寒さ対策よりも、小屋裏の暑さや西日の方が気になる人が多いと思います。

思い返すと、学生時代に「日本の代表的な家づくりは、夏の蒸し暑さ」に配慮して造られていたと教わりました。南に対して広く間口を設けて庇を深くする事で、雨や日射を妨げながら風通し良くする家造りです。日本では家相や言い伝え等も多くあって、文化として、家づくりは夏対策をすべきと深く根付いているのだと思います。あの三大随筆の「徒然草」にも、「家の作りやうは、夏をむねとすべし。(以下省略)」と、書かれていたりします。

しかし、家づくりは冬対策をもっと考慮すべきと説明する方々からは、これらの事は、古い考え方として例に挙げられる事が少なくありません。
ですが、本当のところは、省エネ住宅の「高気密高断熱」に、季節は関係なく「冬暖かく夏涼しい家」なのです。

例えば、夏の省エネ住宅では、高断熱の屋根が太陽の熱を妨げてくれるので、家の中はムンムンとしにくいのです。その日の風向に合わせて窓を開けると冷房が不必要な場合もあります。念のためのエアコンを備える事も悪い事ではありませんが、省エネ住宅では、家電量販店で表示されているエアコンの「目安の畳数」ではオーバースペックになってしまうので店員のアドバイスに惑わさないようにしないとなりません。

グリーンカーテンを活用したり、昔ながらの納涼の知恵も合わせたりすれば、更に、夏も涼しい省エネ住宅になると思います。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】 家づくりのいろは「手摺―バルコニー等―」

こんにちは、千葉です。
まだ衣替えが子どもたちの分を含め、全部終わっていないので、ちょっと暑い日は、夏物を引っ張り出しているというお恥ずかしい状態です。早く済ませて気持ち良く過ごしたい今日この頃です。

今日の「家づくりのいろは」は、バルコニーや室内手摺(てすり)について勉強していきたいと思います。
階段の手摺と違い、手摺と桟でできているものと手摺と壁でできているのもがあるようです。この手摺と壁でできているものは手摺壁と呼ぶそうです。
これらを比べると、手摺壁のバルコニーは、視界を防ぐにはいいようですが、風通しが少し劣るようです。手摺と桟でできているバルコニーのメリットは、風通し、見通しが良く、彩光を取ることもでき、物干しにも適しているそうです。手摺壁と違い、干す前に拭き取やすいということも、利点のようです。
また、室内の吹き抜けや階段上などの手摺も、バルコニーと同様、桟と壁のタイプがあります。子どもがいる場合などは、横桟の手摺にすると足を掛けて上ることができてしまうので転落の危険もあるようです。掃除の点から言うと、縦桟の方が掃除しやすいかもしれません。
手摺には様々な種類があり、鋳物製、アルミ製、シースルーのパネルタイプ、木材など建物のデザインに合わせて選ぶことができます。

松匠創美では、木材で大工による手造りのバルコニーや鋳物(アイアン等)などで造らせていただいております。既製品にはない自由なデザインをご提案でき、横桟、縦桟などや、その隙間の空き具合など細かく決めることができます。

メルマガ 2016-0525 写真-1
事務所兼、モデルルームのバルコニーも造作の手摺です。是非、見学にいらして下さい。

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内785-4
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こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】   ごあいさつ「段蔓」

【2】   家づくり雑記帖 「省エネルギー住宅の長所」

【3】   家づくりのいろは「階段―寸法―」

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【1】 ごあいさつ「段蔓」

こんにちは、松匠創美で設計を担当している久保です。東京では既に桜の開花も宣言され、いよいよ本格的な春に突入ということで、春分の日に、久しぶりに母の入所している介護施設へと衣替えに行って来たのですが、連休最終日の遅い午後にも拘らず、車が多く道路は渋滞をしていました。これからしばらくは、渋滞を頭に入れて行動する必要がありそうです。

鎌倉でも鶴岡八幡宮の参道「段蔓(だんかずら)」が、整備工事のため長い間、通行できなくなっていたのですが、いよいよ工事が終了し、来週の3月30日(水)13時30分から竣工式が執り行われ、式典後から通行が可能になるそうです。混雑しそうですが、新しく植林された桜は、どんな様子になるのか楽しみです。

さて、先月より月刊化することになりました松匠創美のメールマガジン。当初、冒頭のこのコーナーは、ご挨拶をするために設けたコーナーでしたので、この機会にごあいさつや葉山近郊の話題をお届けするコーナーにできればと思っています。今後もお付き合いいただけますと嬉しいです。

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【2】       家づくり雑記帖 「省エネルギー住宅の長所」

こんにちは設計の田中です。
ショールームを見学に来て頂いた方のお話を伺うと、住宅内部の夏の暑さや冬の寒さについて興味がある方が多くなったと感じます。夏の暑さや冬の寒さを凌ぐのには省エネルギー性能は大切です。今日は、「省エネルギー住宅の長所」について書いて行きたいと思います。

前回のメルマガで省エネルギー基準とは、建物としての外皮の断熱性能(室温調整が少ないエネルギーでできる)と住宅設備の一次消費エネルギーの性能(少ないエネルギーで稼働できる)で評価すると書かせてもらいました。しかし、住宅の省エネルギー性能の最も大切な部分は、断熱性を高める事に変わりありません。

断熱性能を高めると、床や壁、窓や屋根と言われる住宅の外皮部分が熱を伝えにくくします。熱を伝えにくくすると言う事は、真夏の日差しや西日の熱を室内に伝えにくくしますし、冬の冷気や底冷えの影響も受けにくくなります。もちろん、外気の影響を室内側に伝えにくくするだけでなく、室内側の熱も逃げにくくなるので、冷房機器や暖房機器の効率も高くなり、小さい能力のもので十分になります。更に、外気との温度差が少ない事は窓回りの結露も起こりにくくしますので、住宅の維持管理にも良い効果をもたらします。

住宅の外皮部分で熱を伝えにくくすると、住宅内部各所での温度差は基本的に少なくなります。その結果、部屋と廊下、トイレなどの温度差が少なくなり、ヒートショックと呼ばれる家庭内事故も起こりにくくなる効果があります。また、室内での活動も盛んになる傾向にありますので、高齢者にはメリットが多いと言われています。
室内の温度差が少ない事は上下方向にも言える事で、天井の高い部屋、吹抜などでも、冷暖房機器の温度ムラが出来にくくなる効果があります。

かつては、断熱性能に加えて気密性も重要な事から省エネルギー住宅は「魔法瓶のような家」などと表現される事もあり、自然に寄り添うよりエネルギーに頼った住宅と思われる事もありましたが、実のところ、窓を開ければ十分に夏の暑さを凌げる日が多くなり、冬には、朝一番で部屋の空気を入れ替えたとしても暖房の効きが良いので直ぐ暖まります。冬でも新鮮な空気で気持ちいい朝を迎える事が出来ます。

省エネルギー住宅は、自然と寄り添いやすい性能を有していますので、暮らしながら、工夫しながら、生活を楽しめるのではないかと思います。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】 家づくりのいろは「階段―寸法―」

こんにちは、千葉です。
我が家では、この3月に短大、高校卒業、保育園卒園と三人の子どもたちが、それぞれの場所を巣立ちます。4月からの新しい生活に向けて不安もたくさんあるようですが、それぞれ頑張って欲しいと思っています。

今日の「家づくりのいろは」は、階段の寸法について勉強していきたいと思います。

階段には、一段ずつ高さと奥行きがあります。少し専門用語になりますが、この階段一段分の高さのことを、蹴上(けあげ)と呼び、足を乗せる踏み板の部分を踏面(ふみづら)と言います。
この蹴上と踏面は安全面から建築基準法で、一般の住宅の場合、蹴上は23cm以下、踏面は15cm以上と決まっています。
蹴上が低く、緩やかな階段は昇降も楽になるようですが、段数も多く、長い階段になってしまいます。そして、蹴上が低くても、踏面が小さいと昇降しにくいそうで、蹴上と踏面のバランスが大切のようです。
松匠創美の事務所の階段の寸法を測ってみたところ、蹴上が20.5cm、踏面が22cmで、とても昇降し易いです。
ご自宅に階段がある方は、蹴上、踏面がどのくらいなのか調べてみるのも面白いと思います。
この階段の寸法は、住宅以外でも建築基準法で決まっていて、学校、劇場、映画館、公会堂、集会場等の客用、物販店舗等々、それぞれ定められた数値があるそうです。

今日は先日お引き渡しさせて頂いたお客様の、階段を写真にてご紹介したいと思います。私も初めて目にした珍しい、「箱階段」です。
とってもきれいな階段ですので、写真をご覧になれる方は、是非見て下さい。

16_03_23

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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