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こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】  葉山の魅力散策「ライフセーバーと遊ぼう」

【2】   家づくり雑記帖 「 木造住宅の維持管理-2 」

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【1】 葉山の魅力散策「ライフセーバーと遊ぼう」

こんにちは、千葉です。
子どもたちは待ちに待った夏休みに突入致しました。毎日毎食作らなくてはいけないって本当に大変です。給食のありがたみをひしひしと感じる今日この頃です。

さて、今日は夏の葉山のイベントをご紹介致します。
葉山には海水浴場が、森戸、一色、長者ヶ崎の3か所あります。そして夏の間、その海水浴場を葉山ライフセービングクラブの方たちが、安全に海水浴ができるよう監視活動を行ってくれています。
そのライフセービングクラブで、「ライフセーバーと遊ぼう 海の安全教室2017」というイベントの企画があります。
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鎌倉・逗子・葉山が共通の課題とする海水浴場利用者のマナーの改善や、安全快適な海水浴場実現に向け、海の楽しさや、海辺での安全な過ごし方、ルールやエチケットを学び、海をはじめとした環境への理解を深めることを目的とされるそうです。
楽しい夏休みの一日に当ててみてはいかがでしょうか?
・8月6日(日) 長者ヶ崎海水浴場
・8月11日(金) 一色海水浴場
・8月13日(日) 森戸海水浴場
いすれも、事前に申し込みが必要のようですので、ご興味のある方は、ホームページよりお申込みして下さい。
NPO法人葉山ライフセービングクラブ

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【2】 家づくり雑記帖 「 木造住宅の維持管理-2 」

こんにちは、設計を担当している田中です。
前回は、木造住宅の本来持っている寿命の話や、その寿命を引き出す為にも、環境問題対策の為にも、維持管理が重要視されている。という話を書きました。今回は、前回に続いて木造住宅の維持管理方法について書いてみたいと思います。

木造住宅の寿命は、適切に維持管理をして行きますと、少なくとも100年以上とされていいます。現在、国は環境問題対策の一環として、まだまだ使える木造住宅が取り壊されてしまわぬよう、建築業界、不動産業界、金融業界、民間団体、民間の協会など、多方面からの「住まい手による木造住宅の維持管理」についてのサポート体制を整え、維持管理された木造住宅の市場価値の正当な評価、価値の見える化に取り組んでいます。
具体的には、既存住宅の建築士によるインスペクションの講習や中古戸建て住宅の不動産評価基準の整理。メンテナンスガイドラインの作成、リフォーム推進、住宅履歴情報の作成などがあります。

住まい手による木造住宅の維持管理スケジュールを、いくつかのガイドラインや国土交通省の資料を読んでみますと、おおよそ、5年毎の点検。10年から15年で防水、塗装などの表面材の修繕の検討。20年から30年で設備機器の交換の検討。30年目以上で屋根、外壁、給排水管などの修繕、更新の検討が必要になります。
これは木造住宅の立地条件や素材の耐候性、日ごろのお手入れ等で変わってきますが、お手入れされ、手が加えられた木造住宅と、そうでない木造住宅では、将来的には不動産価格に差が出る事になるので、住宅履歴情報をまとめておく事が大事になってきます。

日頃から行うお手入れで、特に注意したいのは「水」に関わる部分です。
雨から守る屋根や外壁、バルコニー、窓回り部分では、普段からの観察と、地震、台風後の目視チェックで、雨から家を守る部分に破損が無いかの点検が大切です。湿気が溜まりやすい床下、浴室、洗面所、キッチンなどでは、掃除、お手入れの際に、不適切な洗剤の使用、不適切な掃除道具の使用は避け、なるべく部材を痛めない。床下換気を妨げるようなものを置かない。開かずの扉とならない収納計画。換気の為の窓の開閉が大事です。

日本は土建国家と呼ばれ、山を切り崩して開発し、30年で住宅を取り壊して新築してきました。メンテナンスフリーも、30年サイクルの中で注目を集めたものでもありました。これからは「こまめなお手入れ」で長期的利用に耐えられる住宅が、自然環境を守り、日本の経済の基盤になっていくように国はシフトチェンジしようとしています。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

▲身近な写真と共にブログ更新中

〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内785-4
Copyright (C) 2014 松匠創美 All rights reserved.

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今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】  葉山の魅力散策 「神奈川県立近代美術館」

【2】   家づくり雑記帖 「BELS(ベルス)」

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【1】 葉山の魅力散策 「神奈川県立近代美術館」

こんにちは、千葉です。
一年間、カナダへ留学していた長女が先日帰国し、また家族7人の賑やかな生活が戻ってきました。食事を作る量がやっと6人分で慣れてきたところですが、また勘を取り戻さなくてはならない今日この頃です。

さて、今日はそんな我が家から歩いてすぐの、「神奈川県立近代美術館・葉山館」についてご紹介致します。
「葉山館」は、既に惜しまれつつ閉館した、日本で最初の公立近代美術館である「鎌倉近代美術館」の分館として2003年に竣工しました。
逗子駅3番のりばからバスに乗り、海岸線を揺られること20分程で到着します。目の前の一色海岸と背後の三ケ岡山と、自然豊かな立地に開放的な建物の美術館は、緑被地率が45%も確保されており、庭園を自由に散策できるようになっています。海の見える場所にレストランもあり、鑑賞したあと余韻にひたれるような素敵な場所もあります。

また、「葉山館」より、歩いて2分程のところには、日本画家の山口蓬春が、77歳で生涯を閉じるまでを過ごした画室を「山口蓬春記念館」として公開しています。この画室は、建築家吉田五十八設計によるものです。

さらに、美術館から御用邸に向かって少し歩きますと「葉山しおさい公園」もあります。入園料が300円かかりますが、「葉山館」「山口蓬春記念館」とで連携館割引もございます。気持ちの良いこの季節、散策にいらしてみてはいかがでしょうか。

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【2】 家づくり雑記帖 「BELS(ベルス)」

こんにちは、設計を担当している田中です。
今、設計している建物では「BELS」の表示を取得しようと思っています。
このBELS。これからのマイホーム計画では耳にする事も増えて来ると思うので、今日は「BELS」について書いてみたいと思います。

昨年の4月から、建物の省エネ性能表示という制度が始まりました。
通称、BELS(ベルス)と呼ばれるものです。BELSは、「Building-Housing Energy-efficiency Labeling System」の略称です。
住宅に限らず、新築、既存建物も問わず、建物の省エネ性能を1から5までの星の数で表し、基準一次消費エネルギーから何パーセント削減しているかを表示したラべルによって、誰にでも省エネルギー性能が分かるように見える化しましょうという制度です。


BELS

この省エネ性能を見える化する為には、第三者の登録住宅性能評価機関に建物の省エネ性能を評価、承認してもらわないとなりません。
では、どの様な建物が、どの様な星の数で表示されるのでしょうか。

現在の住宅の省エネ基準は努力義務となっています。これまでは、省エネルギー対策等級の1から4までで性能を区分してきましたが、BELSでは、最高等級の4の性能で、ラベルの星の数が2になります。
これは、これまで努力義務だった断熱性能が2020年からは等級4以上が義務化する事に先立っているからです。
その上の性能、BELSの星3つは誘導的基準になっている認定低炭素住宅。更に星が4つ、5つとあります。
星1つは、既存住宅で基準を満たしている場合に付けられますが、この場合、一次エネルギーの削減率は「~パーセント増加」と表示されます。省エネルギー対策等級4を達成していない一般的な住宅は、星が付きません。

BELSのラベル表示するメリットは、客観性のある省エネ性能評価されていることで、建設会社の社会貢献や住宅性能のアピールができる事や、購入を検討中の人には判断基準の一つになる点です。

松匠創美で建てた家も、将来、中古物件となって販売される事があるかも知れません。そんな時でも、取り壊されずに住み継がれていってくれるよう、BELSで性能の見える化も取り入れて行きたいと思っています。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】  葉山の魅力散策 「葉山芸術祭」

【2】   家づくり雑記帖 「木造住宅の直下率」

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【1】 葉山の魅力散策 「葉山芸術祭」

こんにちは、千葉です。
新学期が始まり、我が家の子どもたちは、新しいクラス、新しい先生に少しずつ慣れてきたと同時に、緊張が緩み疲れも出てきたようです。ゴールデンウィークまでもうひと頑張りです。

今日は今回で25回目の開催となる、「葉山芸術祭」をご紹介させて頂きます。今年は4月22日(土)~5月14日(日)の期間で行われますが、このイベントは開催される場所が、鎌倉、逗子、葉山、横須賀の店舗や会館、あるいは個人宅であったりと様々で、主に展示販売やワークショップなどですが、中には有形文化財となっている古い別荘のガイドツアーの企画などもあり、盛り沢山なところが魅力的です。

そんな中で最も人気があるのは葉山一色にあります森山神社境内で行われる「青空アート市」で、こちらは4月30日(日)、5月13(土)、14(日)の3日間開催されます。
そんなに広くはない境内に沢山のお店が並び、全部見て回るのが大変なほど賑やかです。
また、「屋台フードコーナー」もあり、普通のお祭りの屋台とは一味違った食事を楽しめます。「マイ箸、マイ皿、マイコップ持参」とガイドブックに書かれてある上、「ゴミ袋も持参」となっていました。環境に優しいイベントです。
公式ガイドブックが葉山近隣の数店舗に、1冊100円で置かれていますが、ホームページからPDFでダウンロードすることもできるそうです。
子どもから大人まで楽しめる「葉山芸術祭」、ガイドブックで出展される場所や日程をチェックして是非、葉山近郊でゴールデンウィークをお楽しみ下さい。

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【2】 家づくり雑記帖 「木造住宅の直下率」

こんにちは、設計を担当している田中です。
今、発売されています日経ホームビルダーに、「直下率が構造計画の新指標に]という特集記事があります。この直下率の普及には、松匠創美でもお手伝いをさせて頂いていた事もありましたので、今日は、「木造住宅の直下率」について書いてみたいと思います。

先日の4月14日で、熊本地震から1年が経ちました。熊本地震では、震度7以上の揺れが2度起きるという、想定外な事が起きてしまいました。建築業界では、震度7クラスの地震は、極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震と想定されています。その地震が立て続けに2度発生してしまったのですから、これからの家づくりについて考え直さない訳にはいきません。

実は建物の構造設計では、地震に対して倒壊しない事が目標になっていまして、損傷は仕方ないという考え方になっています。ところが、熊本地震では、1回目の地震で、損傷は受けたものの倒壊は免れた建物に再び震度7クラスの地震が襲ったのです。結果、耐震等級2(建築基準法の1.25倍の強度)の住宅ですら1階部分が倒壊してしまう例が起きてしまいました。

そこで、想定外な事も起こりうる中で、家を造る場合に考えたいのが、プラスアルファとして行う構造計画です。その一つに「直下率」という考え方があるのです。

直下率とは、上階の柱や壁が、下階の柱や壁の上に何パーセント重なっているかを計算して建物の安全性を確かめていきます。
これまで建築基準法では、阪神淡路大震災の経験から、地震時に建物の揺れを抑える耐力壁のバランスをチェックする事を義務付けてきましたが、これは各階毎に行う平面的なチェックで、上下階のバランスは考えられていませんでした。直下率は、ちょうど、この上下階のバランスを確認するチェック方法に当たる計算方法になるのです。

通常、住宅の設計やクライアントとの打合、又は、建売や中古物件の購入時の資料として、間取りを現した平面図がメインに使われます。平面図だけでは見落としがちになる上下階のバランスをチェックする事で被害を少なくする事が出来るのです。
熊本地震での調査では、柱、壁の直下率が60パーセントを超える建物の被害は比較的軽微なもので済んだようで、直下率の低い建物は、たとえ耐震等級2の建物であっても倒壊してしまったようでした。

直下率の考え方は、決して安全を保障するものではありませんが、建物の弱点を減らすのには、とても優れたチェック方法だと思うのでお勧めしたいと思います。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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