先日の日曜日は、たっぷりとスペインに触れて来ました。

向かったのは、渋谷Bunkamura。

ひとつ目のスペインは、アントニオ・ロペス展です。

昨日、東急東横線に乗りましたら、沢山広告が貼られていました。

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久しぶりに、絵画でなければ表現することのできない

絵画ならではの素晴らしさを感じさせてくれる内容でした。

水はその瑞々しさを湛え、花はその香りを放ち、

街はそのざわめきや混沌の名残を漂わせていました。

時に、今回のような素晴らしい作品に出会うと、

絵画を盗む人たちに賛同したくなってしまいます。

ずっとそばに置いて眺めていたい作品ばかりでした。

そして、もう一つのスペインは、フラメンコです。

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2年ぶりに来日したマリア・パヘス舞踊団による

最新作「 ユートピア 」の日本初公演でした。

2年前の来日公演も素晴らしいものでしたが、

今回もその期待を裏切ることのない素晴らしい内容でした。

フラメンコ独特の腕を使った表現の豊かさ

今回は、アバニコ(扇子)も印象的に使われていました。

後半では、ギターがあって、カンテ(歌い手)が歌い始めると、

パルマ(手拍子)がなり、ハレオ(掛け声)がかって、

次第に盛り上がり、踊り手が踊り出す。

そんなスペインの街角の様子が伝わってくるような

楽しい内容でした。

今日は横浜の設計事務所さんへお邪魔しまして、

デザインレビューを行ってきました。

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デザインレビューとは、JISの中で

「アイテムの設計段階で、性能・機能・信頼性などの

価格、納期などを考慮しながら、設計について審査し改善を図ること。

審査には設計・製造・検査・運用などの

各分野の専門家が参加する」と規定されています。

そこで、木造住宅検定2級では、木造住宅の設計においての

デザインレビュー手法を提案しておりまして、

今回は、木造住宅検定2級を受講された方からの依頼で、

実際に計画中の物件でデザインレビューを行いました。

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主にRC造や鉄骨造の設計されている設計者さんでしたので、

木造ならではの勘所を押さえることから、

デザインレビューを進めました。

実際にどこまでレビュー案を生かすかは設計者の判断になりますが、

最後にデザインレビューを行ってみて

「良かった」との言葉を聞くことが出来て、

私自身も参加できて良かったと思えるものになりました。

そして、デザインレビューがもっと浸透するように、

今後も活動していきたいとの思いを強くしました。

今日は、きのうとは打って変わって気持ちの良いお天気でした。

写真は、現在新築中の現場の寒緋桜の木です。

この桜の木、春には毎年、たくさんの方々を楽しませてきたそうで、

建物が少し小さくなってでも「残したい」とのご要望により

枝は落としましたが、何とか残すことができました。

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その緋寒桜の木に、近づいてよーく見てみますと、

そこにはさくらんぼがたくさん生っています。

赤くて美味しそうに見えますが、お味はいかがなのでしょうか。

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現場は、外壁の耐力面材をほぼ貼り終えたところです。

この時点では、窓の部分にも耐力面材が貼られ、

塞がっている状態です。

現場へ行っても外が見えず閉塞的なので、結構ストレス感じます。

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掃出し窓の部分は、初めから耐力面材を貼りませんので

昨日の様に雨の日には、雨が吹きこまないように

ブルーシートで養生をします。

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今日は、現場へサッシが搬入されましたので、

次は、体力面材をくりぬいて、窓の取付です。