現在新築中の現場は、床張りが始まりました。

写真は、クライアントさんのお父様が丁寧に桐油を塗布し、

桟積みして置いた床板です。こちらの床板を張ります。

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今回張る床板の樹種は、レッドパインです。

クライアントさんのご希望によりこちらに決まりました。

レッドパイン材は、大きな節が特徴的ですので、

好みは分かれる樹種だと思います。

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張ると大きな節は、こんな感じです。

大工さんが、節の位置が揃いすぎないように

張る順番にひと手間かけて、きれいな木目柄に仕上がっています。

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そして、土曜日は、現在新築を検討中のご夫妻から、

現場を見学したいとの、ご連絡をいただきました。

急遽のことでしたが、ご案内ができてよかったです。

先週土曜日に中村好文さんの『小屋へおいでよ!』

出掛けた際に折角なので近隣の美術館を梯子しました。

午前中に根津美術館、昼食をはさんで、

TOTOギャラリー・間で『小屋へおいでよ!』

そして最後は、国立新美術館へ向かいました。

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黒川紀章さん設計のこの建物、

完成当時大変な話題になりました。

とても美しい曲線を持つ外観が印象的な建物です。

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周辺環境ともよく調和をしていて、違和感がありません。

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実際に建物に入ったのは、今回が初めて、

内部にに入るとアトリウムには、巨大な逆立コーンが2つ、

そびえ立っています。これにつきましては、

明るいアトリウムが逆立コーンで圧迫されている感じがして、

「できればもう少し軽い感じのものにして欲しかったなぁ~」

と思ってしまいました。

そして目的の会期があと2日に迫っていました企画展

『カリフォルニア デザイン 1930-1965

”モダン・リヴィング”の起源』へ

さすがに終了間際、たいへんな混雑をしていました。

多岐に渡る展示でしたので、興味を惹かれたところを中心に

スル~と見て回りました。

六本木アートトライアングルとは少し違いましたが、

3箇所、それぞれの楽しみ方が出来ましたので、

たっぷり栄養補給になった、充実の一日を過ごせました。

中村好文さんの『小屋においでよ!』へ出かけるにあたり、

折角出かけるわけですからと、

近くにある美術館も巡ることにしました。

午前中、一番に向かったのは、庭園が評判の根津美術館です。

ちょうど緑が美しい季節で、お天気にも恵まれ、

素晴らしい散策をすることができました。

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見事なまでに、計算された日本庭園なのですが、

全くそれを感じさせないくらいに自然な造りです。

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竹林の奥には、高層のビルが建ち並んでいるのですが、

生い茂った木々に囲まれていると、それを忘れてしまいます。

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残念ながらすでに燕子花(カキツバタ)の花は

咲き終えてしまっていたのですが、

燕子花を愉しめる茶室や紅葉狩りができる茶室など

庭園内にはお茶室が4軒建っています。

どれも平屋で、屋根が美しい建物でした。

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庭園の中央には、敷地の高低差を利用した川が流れています。

下流に行くとさすがに水の流れが止まり、池の様になります。

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それでも、その静かな風情はとても素晴らしいものでした。

ゆっくりと庭園を散歩した後は、併設のNEZU CAFEで

緑に包まれながらお昼をいただきました。

良い時間を過ごすことが出来ました。