今年も、耐力壁ジャパンカップが開催されました。
10月の8、9日に予選、10日に決勝が行われました。
そこで、3連休最後の10日月曜日に決勝を観戦に、
静岡県富士宮市にある、日本建築専門学校まで行って来ました。
決勝のこの日は、予選を勝ち抜いた8体によるトーナメントです。
最初の対戦は、東京都市大学 大橋研究室の壁です。
「幸」と言う文字になっていることが特徴です。
対する壁は、会場になっていました日本建築専門学校の壁です。
授業で1/10模型をつくって対戦して、
最終的に勝ち抜いた壁2体を複合したそうです。
耐力壁でも、窓として使えることが特徴です。
初戦はどちらも金物を使っていない壁同士の対決です。
結果は、日本建築専門学校の壁の足元が破断して、
東京都市大学 大橋研究室の勝ちでした。
破断したのは、下の写真の雇いホゾです。
柱と土台を緊結する場合、一般的には金物を使用するのですが、
このような木を使った接合方法もあります。
つづく・・・。