昨日、コンクリートを打設する際に行いました、
コンクリート試験についてです。
今回は、地階がRC造と言うことで、
試験を実施することにしました。
上の写真は、試験に使われる道具です。
先ずは、コンクリートミキサー車から、コンクリートを抜き取ります。
こんな幅の狭いネコは初めて見ました。
上の写真は、コンクリートスランプ試験です。
コンクリートの流動性を測定します。
大きなコップ状のスランプコーンという容器にコンクリートを詰め、
逆さまにして、スランプコーンを引き抜くと、
コンクリートが、軟らかさの程度によってつぶれます。
適正な範囲で軟らかい程、
型枠の中に流し込んだときに鉄筋との間にも回り易くなります。
軟らかすぎても、強度が足りない恐れがあったり、
硬すぎると、型枠の隅々まで回り込まなかったりしますので、
スランプが適正範囲であることが大切です。
こちらの写真は、圧縮強度試験用の供試体を製作するところです。
圧縮強度試験とは、実際に打ち込んだコンクリートが、
期待通りの強度が出ているかを
このようにサンプルをとって、1週間後と4週間後に、
試験機で、上下から加圧し強度を計測して確認します。
これ以外にも、コンクリート中の空気量や、
塩化物含有量も測定し、適正な範囲内であるか確認しました。