今日は小雨が降る中、先日解体工事が完了した敷地の
地盤調査に立会いに行ってきました。
住宅の地盤調査の場合、スウェーデン式サウンディング試験を
行うことが一般的で、今回もこの試験の立会いです。
この試験は、先端に下の写真のようなスクリューがついている
パイプを回転しながら地中にねじ込むときの回転数等から
地盤の強度を推察します。⇒以前のブログはこちら
良好な地盤に達した所でねじ込みは終了しまして、
今度はねじ込んだパイプを引上げなくてはなりません。
最近では、ねじ込むときは動力で行うことが多くなりましたが、
引きあげる際は、今でもほとんどが人力です。
その際使用するのが、テコの原理を利用した道具です。
右奥に伸びたパイプを上下するコトで手前のペンチのようなもので
パイプを挟んで引上げていきます。
地盤が良い場合はいいのですが、
良くない所では深さが10m近くになることもありますので
この作業、夏場は特に大変なようです。
今日は本当に寒い一日でしたので、
作業的には程よい感じだったのではないでしょうか。
立会いの私たちは凍えそうになりましたので、
帰りにほうとうを食べて帰ってきました。