今年も無事、ものつくり大学にて開催されました。
10月9日・10日に予選を行い、11日が決勝トーナメントでした。
この決勝トーナメントを観戦することが出来ました。
この大会、木造の耐力壁が引っ張りっこをして、勝敗を決めます。
出発が遅れてしまったため、到着すると
既に決勝トーナメントの2つ目の対戦の決着が着くところでした。
左側の柱脚が破断したため耐力を失い敗退となりました。
この壁は植物のアロエのイメージから耐力壁名「アロエリーナ」。
筋違いと、貫きと、面材が複合的に配されています。
柱脚部が破断した原因を推察しますと、
筋違い部分や抜き部分に比較して下部の面材部分のみが剛で
そこに力が集中してしまったことにあるのではないかと思いました。
強ければいいと言う事でもないのが興味深いです。
まだまだ、面白い壁がありますので明日も引き続き
耐力壁ジャパンカップについて書きたいと思います。