こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】  こんな感じに過ごしています

「 フランス菓子サンルイ島さん 」

【2】  家づくり雑記帖  「 消費税と減税と給付金2 」

【3】  家づくりのことば  「 容積率 」

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【1】  こんな感じに過ごしています

「 フランス菓子サンルイ島さん 」

こんにちは 野上です。

連休の日曜日から月曜日にかけて 台風18号が日本列島を縦断し各地で豪雨になりました。ここ葉山でも 海側から猛烈に吹き付ける雨と風が バス停のベンチや駐車場のフェンスを吹きとばす勢いで 大変な事にならないかと心配しましたが お昼頃には雨も止み 風も徐々に納まりましたので 大きな被害もなく済んだようです。 数十年に一度と言われる今回の台風を ハラハラしながらやり過ごした後 何故だか急に「美味しいケーキが食べたい!」という症状に駆られました。

葉山には 美味しいケーキ屋さんがいくつかあるのですが まだ風も残っていましたので 家から近い場所にある「サンルイ島」さんへ行ってきました。こんな天気だったのでお店が開いているかドキドキしましたが 少しケーキの数は少なかったものの 営業されていたのでほっとしました。

1987年創業のサンルイ島さんは フランスはパリでお菓子作りの修業をされたご主人が開いたお店です。丁度私もこの年に祖父母が暮らしていた葉山に移り住んで来ました。それまでケーキと言えば 祖母や母が作る大きめのマドレーヌや 苺がドンと飾られたボリュームのあるショートケーキを「ケーキ」と思っていましたので 初めて訪れた時 お店のショーケースに並べられた繊細で宝石の様な小ぶりのケーキを見た時の衝撃は忘れられません。

30種類以上はある多彩なケーキの手前に「シブースト」や「タルトタタン」など 今となってはポピュラーになりましたが 当時高校生だった私にはなかなか発音するのも難しい名前が付いていました。 そのネーミングからは味を想像できずにいましたが 一口含んだ瞬間 言葉には言い表せないほどの幸せに包まれました。 一緒に食べていた家族の顔を見ても 同じようにニンマリとした表情をしていて 母が一言「お店が無くならないように 沢山買いにいかなくちゃ!」と いらぬ心配までするありさまでした。 そんな心配など必要のないくらい お店はあっという間に人気店となり 今も変わらずその繊細で美しい姿と 細やかな味わいを保ったケーキやタルトを作り続けていらっしゃいます。

松匠創美でも誰かのお誕生日やお祝い事には よくサンルイ島さんのケーキを用意してお祝いをするんですよ。

サンルイ島ケーキ

さて 台風の後に選んだケーキは 焼きりんごをキャラメルムースで包んだ「キャラメルポワール」と真っ赤なカシスがたっぷりのったタルト(すみません・・大人になっても名前を覚えられませんでした。)です。どちらも素材の味が引き立つ ほどよい甘さで本当に美味しかったです。 買ったケーキは喫茶スペースで味わう事もできますし そこでしか食べられないアイスクリームパフェもあるんです。

それから 嬉しい事に毎日夜の9時まで営業をされていますから 過ごし易くなってきた秋の夜長に ほんのり甘くて美味しいケーキをゆっくりと頂くのもいいものではないでしょうか。

フランス菓子 サンルイ島

〒240-0111 三浦郡葉山町一色685-4

電話:046-875-8715   [月~日] 9:30~21:00

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【2】  家づくり雑記帖 「消費税と減税と給付金2」

こんにちは、設計の田中です。

今日は前回の続きで、消費税の引上げが決定した場合に、駆け込み需要や、その後の経済の冷え込み対策として導入される予定となっている「住宅ローン減税の拡充」と「すまいの給付金制度」のお話です。住宅ローン減税は本来ならば今年で終了する予定だった制度で、すまいの給付金制度はまったく新しく始まる制度になります。

住宅ローン減税制度は、住宅ローンを借入れて住宅を取得する場合に、取得者の金利負担の軽減を図るための制度です。毎年、年末の住宅ローン残高の1パーセントが10年間に渡り所得税の額から控除されます。また、所得税から控除しきれない場合には、13万6千500円を上限に住民税からも控除される制度です。この控除される金額が従来では毎年20万円まででしたが、消費税引上げの際は限度額を毎年40万円まで拡充し住宅取得者の負担軽減を図る予定となっています。

しかし、住宅ローン減税は支払っている所得税から控除する仕組みである為、収入が低いほど消費税引上げによる負担増に対する軽減効果が小さくなります。そこで、すまいの給付金制度は、住宅ローン減税の拡充による負担軽減効果が十分に及ばない収入層に対して、最大30万円まで給付額が支払われる制度です。 すまいの給付金の要件としては、引き上げ後の消費税が適用されること。第三者機関の検査を受けた住宅であること。住宅を取得し登記上の持ち分を保有するとともに、その住宅に自らが居住していること。収入が一定以下(消費税8パーセント時510万円以下等)であること。などがあります。

では、この「住宅ローン減税」と「すまいの給付金」で、どの程度、消費税引上げによる負担が軽減されるのか、その効果について大まかに、端数は切り捨てで計算してみました。

条件は以下です。 ご夫婦2人と16才未満の子供が2人の4人家族。 年収は510万円とします。 住宅ローンは、3100万円の35年払い、頭金なし、ボーナス払いなし。金利3パーセントです。

この住宅ローンを1月開始とした場合、住宅ローン減税の控除の対象となっている年末残高の1パーセントは、31万円、10年目には25万円になります。 しかし、このケースの所得税(給与所得控除、基礎控除、配偶者控除、社会保険料を考慮)と控除可能な住民税の合計は23万9千円ですので、ローン開始10年目でも最大の23万9千円が控除額となります。と言うことになり、10年間分の合計239万円が今回のケースでの受けられる控除額となります。消費税UP前は最大200万円まで控除だったので39万円の控除拡充効果が得られることになります。 加えて、すまいの給付金は年収510万円の方で10万円となる予定の為、合計で49万円が合計の負担軽減という事になります。

今回のケースは消費税が5パーセントから8パーセントに上がっても借入額を変えず計算してみたので、実際には建物のグレードが、50万円程度下がっている事になりますが、比較的十分な負担軽減効果が現れるケースでした。 建物のグレードを下げずにローン借入額を上げた場合や、収入を変えた場合で色々違うと思うのでご自分の計画に合わせて色々試してみて下さい。

設計:久保歩美・田中伸二

松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】  家づくりのことば  「容積率 」

こんにちは、千葉です。

猛暑から徐々に秋らしい気候になって参りました。我が家の子どもたちは、気温の変化について行けず、体調を崩し気味です。皆様も季節の変わり目ですので、十分お気を付け下さい。

さて、今日の家づくりのことばは前回、「建ぺい率」について勉強致しましたので、続いて「容積率」について皆様と一緒に勉強してみたいと思います。 容積率とは建築基準法によりますと、「建築物の延べ面積の敷地面積に対する割合」と定められています。では延べ面積とはなんでしょうか?延べ面積とは、建築物の各階の床面積の合計を指しますが、容積率の算定をする場合には除外される部分があり、それについて調べてみました。 まず、建築物の延べ床面積の1/5までの自動車車庫、次に住宅の居室、物置、浴室、便所、廊下、階段等の部分の床面積の合計の1/3の地階部分、最後に直下の階の床面積の1/2未満の小屋裏物置等、ただし、最高の天井高が1.4m以下であることと、窓等を設ける場合は小屋裏物置の床面積の1/20以下であることとなっています。これらは、容積率の算定の基礎となる延べ面積に算入されません。

前回の復習も兼ねますが、建ぺい率は敷地面積に対する建築面積(水平投影面積)の割合のことでした。容積率は敷地面積に対する延べ床面積(建築物の各階の床面積の合計)の割合のことをいい、全く違う割合を表しているということがわかりますね。 容積率は安全性や環境整備の視点から、建物全体の大きさを制限するときの指標となるそうですが、建ぺい率は、通風確保、延焼防止、都市の良好な住環境配慮とありましたから、趣旨もだいぶ違いますね。 「建ぺい率」、「容積率」、少しご理解して頂けましたでしょうか? 参考にして頂ければ幸いです。 では、また次回も一緒に勉強にお付き合い下さい。

本日も最後までお付き合い下さりありがとうございました。

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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