今日の写真は、3週間くらい前に撮影したものです。
写真中央付近の枝の上にある黒い塊が、カラスの巣です。
この頃、時折カラスが巣へ舞い降りてきては、
何やらしている様子だったのですが、何をしているかまで、
確認することはできませんでした。
最近になりまして、ひな鳥らしき姿が確認でき、
もう随分と大きく、巣立つ日も近いように見えます。
日々こうしてカラスの様子を見守っているのですが、
以前負傷したカラスを動物病院へ連れて行った方に
聞いたお話では、カラスは有害鳥獣で、
動物病院で治療をすることはできないとのこと。
なぜなら、カラスの場合、収集前のごみの袋を荒らしてしまったり
農作物を食べてしまったりと人間生活に迷惑をかける存在だから。
元々は野鳥で森に住んでいたところ、
頭が良いと言われるカラスは、人里の暮らしやすさに気づき、
より便利な都市へと移り住んだに違いありません。
と言うことは、人が呼んだと言うことでもあります。
しかし、人に迷惑をかけるから有害鳥獣と呼ばれてしまう・・・。
中々切ないことだと、ひな鳥の成長を見守りながら
改めて野生生物との関係に思いを巡らせてしまいました。
最後までお読みいいただき、ありがとうございました。