■ 第16号 ■
■□・・・・・―――――――――――――― 2010年03月03日
木の家を知る・建てる・暮らす
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□こんな感じに過ごしてます・・・
こんにちは 田村です。
最近 話題のハンバーガー屋さんが 恵比寿にあるので出かけて
来ました。
丁度お昼時で 噂の通り お店の中はお客さんがいっぱいで
大きなバーガーを さらに大きな口を開けて美味しそうに食べて
いるのが見えました。
少し待ちましたので 席に着くと早々注文をし さらに周りを観察し
ていると 面白いことに気付きました。
お客さんの大半が 若いカップルで「お肉はあんまり食べません」
と言うんじゃないかと思える「細身で小顔」な男女がほとんどでした。
で どんなバーガーを注文するのかなぁ?と興味深々で みていた
ら男性は ほとんどが「アボガドバーガー」を注文します。そして 女
性はと言うと「ベーコンエッグバーガー」や「ベーコンチーズバーガ
ー」と言った 予想を反した「肉汁たっぷり」なバーガーを注文して
いました。
さらに面白かったのが お店に備え付けられている バーガーを包
むペーパー(食べる際に肉汁がこぼれるのを防ぐための紙)を 男
性はほとんどが使っているのですが 女性は「食べにくいから」と言
って そのままバーガーにかぶりついている確率が高かったことです。
草食系の男子が増えたって聞いていましたが 本当ですね。
強い(たくましい)女性が 増えたのも う~ん 本当なんだなぁ(笑)
ちなみに 私が頂いたのは「マッシュルームバーガー」です・・。
私は 何系でしょうか?
味の感想が 後回しになってしまいましたが 黒毛和牛100%の
ブラッカウズさんの ハンバーガーは 噂通りの100%美味しい
ハンバーガーでした☆
今まで食べた中で 1番だと思います おすすめです。
黒毛和牛バーガー「ブラッカウズ」さんはこちら
https://www.kuroge-wagyu.com/bc/
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こんにちは、設計の田中です。
今日から、シリーズ「松匠創美のたてた家」のリフォーム編を
ご紹介したいと思います。
リフォーム編 第一回
「S寺 書院」
以前に境内のトイレ棟を建てたこともあるS寺から、本堂の離れ
でもある書院が、老朽化しているのでリフォームしたい、という
お話がありました。
書院は本堂の北側に位置し、池のある中庭を挟んで建って
います。書院へは、本堂から中庭を眺められる渡り廊下を通って
アプローチするプランになっていました。
また、その渡り廊下とは別に、東側の外部から直接アプローチ
する事も可能で、北側には墓地、西側には崖が迫っていました。
住職からのリフォームの要望は、風通しを良くしたいというものと、
10帖ほどあったキッチンをコンパクトにしたい。
そのほか、人の集まりに使用したり宿泊も可能となるように
水回り(トイレ、洗面脱衣室、浴室)をキレイにしたい。
と言うものでした。
老朽化した建物を調査すると、湿気や過去に増築したと聞いた
部分の雨仕舞いが原因で、畳や内装、構造材の土台などを
痛ませていたことが解りました。
そこで、当初から建っていた、8帖間3室と縁側は仕上げをやり
直すだけに留め、過去に増築した部分をソックリ解体し、新たに
水回り部分をコンパクトに建てるという、「減築(床面積が減る)」
を行うこととしました。
キッチンは、給湯室としての役割があるので、8帖間3室の中心
の出入口の正面に配置し、建具などで仕切らずに、数人の人
が一度に出入りしやすい様に計画しました。
また、廊下に面しているので常に他人の目に触れることもあり、
作業台を無垢の木で造作し、家具に見えるように配慮しました。
そしてキッチンの西側に、トイレと洗面脱衣室、浴室を配置し
通風が取りやすい様に引き戸で仕切り、東側には、外部からの
来客用にと1坪の玄関を計画しました。
今回は、水回りと玄関をコンパクトにまとめ、珍しい「減築」という
方法をとることで、建物の北側外部の湿った土が、風や日光に
よって乾きやすくなり、建物にとっても、お墓にとっても
良い環境にすることが出来ました。
設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」はコチラ
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□家づくりのことば・・
私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」
と思う建築用語が たくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などを
ここで少し紹介したいとおもいます。
○左官
3月3日は 桃の節句「雛祭り」の日です。
今年は(何年か振りに) ひな人形を飾りました。
我が家の雛段は 豪華七段飾り!ではないのですが・・・
男雛・女雛と三人官女から始まり、左大臣・右大臣と揃えて、
今現在 5人囃子の3人までが集まりました。
私が生まれて3☆年経ちますが・・5人揃ってお囃子できる日は
来るのでしょうか??
さて 右大臣と左大臣を 飾っている時に 前々から気になって
いた事を思だしました。
壁に漆喰などを塗る職人さんのことを 「シャカン」と言いますが
漢字で書くと「左官」ですよね。
「官」という字が使われているという事は 左大臣のように 何か
しらの階級の位があるんじゃないかとか そもそも「左官」と書く
のは何故なんだろう?と疑問に思っていたのです。
そこで 松田と久保に聞いてみました。
2人の話では 昔 棟梁は官職の位にあり その下に職人たちが
いて その職人の中で1番の位(棟梁の次)を与えられたのが
壁塗りをする職人だったそうです。棟梁(職人を統括する長)の次
に位置するので「左官」という高い位が与えられ その呼び名が
今となっては 職業名になったそうです。
左官の語源は まだまだ奥が深そうなのですが・・
「左」と「右」では「左」と付くほうが偉いんですね。
そう言えば 私も人の右側に座るより 左側に座るほうが落ち着く
かも(笑)
○左官(サカン)=建物の壁や床、土塀などに、土(藁を混ぜた)
や、漆喰を、コテを使って塗り仕上げる職種。
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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい
有限会社 松匠創美
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▲身近な写真と共にブログ更新中
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