およそ1年間、木組の家を学び、最後に模型の製作しました。
実際に模型を作ってみると、想像以上に多くのことが判ります。
金物を使わないで、木を組むということ。
それは、一般的な金物で緊結する木軸組みとは
一線を隔していました。
間取りと架構の緊密な関係。
如何にして美しいプロポーションに仕上るのか。
積み上げなければならない事項が
次から次へと目の前に立ちはだかります。
それらをきちんと整理してまとめ上げると
松井郁夫さんのようなどこから見ても美しい
木組の家に仕上がるのだと思いました。
松井さんに学べてよかった。
そして、せっかく木組の家を学び、多くの気付きがあったので
今後の設計に巧く取り込んで行きたいと考えています。
□ 松匠創美 設計 久保歩美
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