9月に入ってもまだ、夏空が続いていた頃、
八王子まで取りに行った材料を
加工に出したものが、仕上がってきました。
長い年月の間に諸々積み重なった表層部を取り除き、
木材本来の木肌が現れるまで、削りました。
実際に仕上がってきた材木を並べて、
クライアントさんにもご確認いただきながら、
どこへ使えるのか決めていきます。
仕上がってきた材の寸法を測り、
図面と照らし合わせながら、適材適所を見つけます。
おおよそは運んでくる前に想定をしているのですが、
仕上がった状態を見た上で、利用可能か、
棟梁の松田にも相談をしながら、再検討です。
お蔭様で、ほとんどの材料の行き先が決まりました。
材料のサイズに多少のばらつきがありますので、
養生テープを貼って、どこに使用するか示しています。
微妙なサイズの違いをどのように使用するのか、
絵に色分けして示し、現場へと伝えます。
どう仕上がるのか、出来上がりが楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。