今日は、『橋を架ける家』 ご紹介の最終回です。
水回りは、写真右奥にあたる主寝室の奥に
配置されています。
終の棲家としてクライアントさんからのご要望が、
トイレの入り口を便器の正面からではなく、
便器の横側から出入りできるようにして欲しい
というものでした。
ご主人は、介護関係の資格をお持ちで、
その方が介護がしやすいからということでした。
写真奥にトイレ、間に収納棚のあるホールを挟み
手前に洗面脱衣室と浴室と並んでいます。
ホールの棚は、可動式で床部分には、
床下の配管を点検するための床下点検口を
設けています。
浴室は、3枚引戸にすることで広い開口と
北側の洗面脱衣室へ明かりを取り込んでいます。
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さて、6回に渡りご紹介をしてきました
『橋を架ける家』の間取りは、
平屋が好きで、自分が終の棲家を建てるのならば・・・
と、時間があるときにいろいろと
計画をしていた中の一つを元に手を加え
ご提案させていただいたものでした。
そんなこともあり、完成後の暮らしの
様子を伺わせていただいた折には、
とても感慨深い思いで聞かせていただきました。
末永くお幸せに暮らしていただきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。