日曜日は、ヤン・リーピンが日本の観客に贈る
最後の 『 シャングリラ 』 を観に
渋谷のBunkamuraまで出掛けて来ました。
*カーテンコールのみ撮影が許されていました。
前回の『孔雀』で、時計役として、
公演中、2時間半に渡りずっと回り続けた少女
ヤン・リーピンの姪ツァイチーが
今回は髪を炎のように揺らしプロローグを踊りました。
前回公演で最も印象に残っている
「花腰歌舞」フアヤオイ族歌舞は、
三拍子で歌い、二拍子でステップを踏み、
一拍子で手を叩くという難易度の高いものです。
各人で刺繍が違う衣裳は、自分たちの手作りで
1着創るのに4、5年かかると言われるものとのこと、
それはそれは美しいモノでした。
最後は、ヤン・リーピン最後の舞い
「孔雀の精霊」
消費される文化というものもありますが、
少数民族に伝わる歌舞が
今後も継承されていく文化になることを望みます。
「シャングリラ”とは”美しい場所”を意味する言葉です。
私たちはこの作品の中で、人間が本来持つ
”美しい気持ち”を表現しようとしています。
自然や生命に対する憧れや畏敬の念を言葉でなく、
昔から行われてきた踊りや歌によって表すのです。」
ヤン・リーピン
最後までお読みいただき、ありがとうございました。