今日は、先週末にお引渡しを終えました
リフォーム工事についての最終回になります。
以前、途中経過をご紹介しました2階の部屋3つ。
窓を断熱性の高い樹脂製へと交換し、
既存の内装べニアは、壁、床共に劣化が見られたため、
壁は、石こうボードを貼って塗装仕上げに
床は、無垢のフローリングを重ね貼にしています。
壁の色が明るくなったことで、随分と印象が変わっています。
元々和室だった2部屋は、長押をそのまま残し、
(長押とは、窓の上に回っているボーダー状の板のこと)
劣化して剥がれていた聚楽壁は塗装で仕上、
畳は無垢のフローリングへと貼り替えました。
天井の板貼りはそのまま残し、
長押も残したことで和室の雰囲気はそのままに
とてもいい感じの仕上がりになりました。
北東に位置するお部屋の窓は、
障子も残すことにしまして、サッシは交換せずに、
ガラスだけペアガラスに交換しています。
昨日は、眠れぬ夜を過ごされた方も
沢山いらしたのではないでしょうか。
住宅のストック活用が大きな課題と言われる昨今ですが、
中古住宅の質を向上させることが、
どれだけ大切なことか、改めて教えられた思いです。
微力ではございますが、これからもコツコツと
安心してくつろげる家づくりを続けていきたいと思います。
被災された皆様に、一日も早く、
ゆっくりと眠ることのできる日常が、
戻ることを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。