今から10年以上前に住んでいた古い借家には、

いつも見守っていてくれる金色のとても小さな天使が居ました。

ところが現在の住まいに引っ越す際に、

何処かへ居なくなってしまいました。

それからずっと、いつか天使を迎えたいと思っていたのですが、

この夏、いい出会いがありまして、お迎えすることになりました。

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今回お迎えしたこの木彫りのエンジェルは、

1930年から50年ころのドイツで生まれとのこと。

手には恐らく、マンドリンを抱えているものと思われます。

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天使を迎えるまでの階段室には、

古い時代のタイルを額装し飾っていたのですが、

天使を飾るなら、少し見上げるこの位置がちょうどいいと、

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現在はこんな感じで階段を見下ろす位置に天使が居ます。

そして日々の階段の上り下りを天使は見守ってくれています。

とてもいいお顔をしていますし、

滑らかな木の質感がいい感じです。

「天使が居る家」という、響きだけで

ちょっと幸せな気分になれてしまう、単純な人間なのでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。