今晩は、ブルームーン。今月2回目の満月です。
満月は豊かさの象徴で、昔の人々は満月に供物を捧げたり、
収穫祭を行ったりしていたそうです。
写真は昨夜の月ですが、既に肉眼では、ほぼ丸く見えます。
街灯などなかった時代に
この月明りがどれだけありがたかったことでしょう。
太陰暦から太陽暦へと改暦されていく中で、
月に2回も満月を迎えることの特別感を
太陽暦の現代に、実感することは難しいのですが、
特別な満月のパワーを浴びることで、
少しだけ月のリズムを感じてみるのも良いかもしれません。
もう一つ満月つながりで、今月発売になりました、
佐野元春さんのアルバム『BLOOD MOON』について。
タイトルのBLOOD MOONは、皆既食の月という意味。
皆既食中の月は地球の影に入り、真っ暗になって
見えなくなるわけではなく、赤銅色と呼ばれる赤黒い色に
染まって見えることから、そう呼ばれるようになったそうです。
内容は、これまで以上に故大瀧 詠一さんへの敬意と言いますか、
受け継いで行こうという決意がみられることが印象的です。
また、かつては、夢や希望を語った政治家たちが、
今では平気で嘘を誠にすり替えることに躍起になっている時代に
夢や希望を忘れずに生きる力を与えてくれるアルバムです。
是非、皆さんにも聴いていただきたいです。
さて、次の皆既月食は、3年後の2018年1月31日、
ブルームーンと重なるそうです。
夢と希望を胸にその日を迎えられるようにと願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。