一週前の日曜日、神奈川県立近代美術館へと出掛けた際、
鎌倉八幡宮の境内にある、『神苑ぼたん庭園』が
前日の3月21日より開園していると言うことを知り、
疑心暗鬼ながら立ち寄ってみることにしました。
更に「入口でちょうど満開ですよ」とは言われますが、
ボタンと言えばゴールデンウィーク辺りが見頃の花、
何故、この時期に満開なの?との思いは拭えませんが、
中へ入ってみますと、確かにボタンは咲いています。
ところが満開の花々に全く生気がありません。
よーく観察してみますと、根元に移植の痕が感じられます。
恐らくあたたかいところで鉢植えで育てた株を移植し、
まだしっかりと水を上げていないのではないでしょうか。
中には元気な株もありましたので、さらっとご紹介いたします。
正に牡丹色、正統派のボタンです。
ピンクのグラデーションは花が立体的に感じられ好きな色です。
真っ白の花は本当にうつくしいです。
ちょっと黄色味の入ったピンクも華やかです。
同じようなピンクの花も葉の色が違うと印象が変わります。
深い赤紫色は妖艶で気品が漂う雰囲気です。
今咲いている花が終わる頃には地植えの花が
咲き始め、5月中頃まで楽しむことができるとのことです。
おまけに、庭園内の苔もきれいでした。
最後までお読みいただきまして、ありがとございました。