今年、桜の頃に完成をいたしました
『まちを一望できる家』を
数回に渡りご紹介させて頂きたいと思います。
『まちを一望できる家』の敷地の特長の一つが、
既存樹木の桜の木です。
クライアントご夫妻、ご相談を下さった時点では、
まだこの桜の木を残すか、
それとも伐採して駐車スペースにするか
考えあぐねておられました。
そこで、桜の木が植わっている部分は
そのスペースを確保した上で、建物の計画を進めました。
最終的には桜の木をシンボルツリーとして残すことになりましたが
改めて写真で見ましても、その存在感は絶大です。
玄関は、道路側から少し入った南側になります。
そのため、光をたくさん取り込みました。
奥に見えます、シューズクローゼットには、
換気ができるようにと開けられる窓も設けました。
ドアの取手は既製品の中には、ご要望を満たすものがなく、
これまでもお世話になっております
装飾金物工房のさいとう工房さんにお願いをして、
ご要望を形にしていただきました。
試作段階で確認をした写真よりもずっと素敵な仕上がりで
手仕事のぬくもりが玄関ドアを引き立ててくれます。
次回につづく