昨日は、お休みをいただいて、上野の春のお祭り
「東京・春・音楽祭ー東京オペラの森2013ー」
その最終日のストラヴィンスキー・ザ・バレエを鑑賞に
東京文化会館に行ってきました。
曲目は、パトリック・ド・バナ振付(世界初演)による『アポロ』と
モーリス・ベジャール振付、東京バレエ団による
『春の祭典』でした。
新作の『アポロ』は、演奏は素晴らしかったのですが
バレエとしては、正直、難しくて、よく判りませんでした。
暗い舞台上で黒い服を着た人たちが何やら動いているらしい
のですが、その動きはあまり良く見えず、
残念ながら観客の反応もイマ一つに感じられした。
休憩をはさんで、
東京バレエ団による『春の祭典』は、それは素晴らしいものでした。
地球の鼓動と、生命の蠢きが見事に表現されていて、
性の生々しさよりも神秘的な世界観が前面に感じられ、
観終わった時には、浄化されたような気さえしました。
ベジャールと東京バレエ団の相性の良さを改めて実感しました。
また機会があったら、ぜひ観てみたい演目です。