今年の3月に完成をした家で、
建具などに調子が悪いところがあるとの知らせを受けて、
今月の頭にその具合を確認に行ってきました。
高温多湿の夏の期間に
木がすっかりと水分を含み膨らんでしまったため
木製の窓や無垢のパネルを使用した室内建具など、
特に日常的に動かす部分の調子が悪くなっていました。
室内建具は、建具を製作した建具職人さんに来てもらい、
扉を外し削って調整をしてもらいました。
そして今日、再度伺い、木製の窓のメンテナンスを行いました。
こちらも金物をずらしたり、油をさしたりして、調整をしました。
まだまだ、完全な状態ではありませんが、
無垢の木の家は、木にも四季を過ごさせて、
その様子を確認することも必要です。
これからの季節は、逆に非常に乾燥してきますので、
どの様に変化するのか、完成して1年後の来年の3月までは、
少しだけ木の動きに目を光らせていてくださいますよう、
よろしくお願い致します。