長らくお伝えしてしてきました耐力壁ジャパンカップのことも

今日で最終回にしたいと思います。

最終回は、総合優勝についてです。

松匠創美のメルマガをご購読いただいている方には、

本日配信号で、大会ルールについて書いて居りますので、

お時間ございましたらこちらも是非。

091

大会には、トーナメント優勝だけではなく、

各部門賞が設けられています。

● 耐震部門賞:耐震評点が一番高い壁

● デザイン部門賞:デザイン評点が一番高い壁

● 加工・施工部門賞:加工費+施工費が一番低い壁

● 環境部門賞:環境負荷が一番低い壁

そして各部門の総合評点が最も高いチームに

ジャパンカップ優勝が与えられます。

そして、もう一つ、審査員特別賞は、他の賞には該当していないが、

特に健闘をしたチームについて、審査員で決める賞があります。

今年の総合優勝は、

滋賀職業能力開発短期大学校の「二代目ダイアゴナル」でした。

047

対戦相手が「BONE」という強い相手に恵まれたこともあって

高い耐震評点を得て(強い相手に粘ると耐震評点は上がります)、

加工費施工費や環境負荷費は、

低く抑えられていたことが良かったようです。

実際の加工についてもプロの指導を受けながら、

学生さんが自分たちで行っていたそうで、素晴らしい結果です。

042

今回は、いつも海越しに眺めている富士山の

お膝元まで行ったにも拘らず、

暑い雲に阻まれ少しも拝むことができずに、

少々残念ではございましたが、

大会は、新しい風が吹く、充実した内容で

たいへん実りある一日になりました。

今年も熱い戦いを見せて下さった各チームの皆様、

どうもありがとうございました。