松匠創美のメールマガジン「木の家を知る・建てる・暮らす」
木の家を建てるときに役立つ知識やメリット・デメリット、暮らしてからのメンテナンス。気になる社会情勢の影響や、助かる補助金の情報など。
家づくりを考え始めてから建てて暮らすまでの松匠創美の雑記帳を配信しています。
是非、ご登録下さい。


木の家を建てるときに役立つ知識やメリット・デメリット、暮らしてからのメンテナンス。気になる社会情勢の影響や、助かる補助金の情報など。
家づくりを考え始めてから建てて暮らすまでの松匠創美の雑記帳を配信しています。
是非、ご登録下さい。
神奈川県三浦郡葉山町
堀内785-4 〒240-0112
✆ 046-876-3275
営業時間 : 9:00-17:30
定 休 日: 日曜日・祝日

■ 不思議な丘
■ 第47号 ■
■□・・――――――――――――――――2011年05月25日
木の家を知る・建てる・暮らす
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
□ 目次
【1】 こんな感じに過ごしています 「 不思議な丘 」
【2】「 耐震診断・耐震改修 」
【3】 家づくりのことば 「 テスリコ 」
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
□こんな感じに過ごしてます・・・
こんにちは 田村です。
前回紹介しました「葉山芸術祭」などで 「すこし高台ショップ*1」(2021年3月で閉業)というお店を出しているまみさん夫婦から「自宅を引っ越ししました。」とハガキをいただきました。(*1 まみさん夫婦が お友達のかなえさん夫婦のお家で一緒に開いている 植物やハンドメイドバック・小物などが並ぶお店です。)
以前住まわれていたお家は 窓の外が深い森になっていて どこかの別荘地にでも来たかのような感動を覚えただけに そこから転居するなんてもったいないなぁ と正直思いましたが「今度は裏山が竹藪なんですよ。」という事で場所を聞いてみると 通勤の際自転車で通る道沿いの 私の家からも近い丘の麓でした。
先日お邪魔した際 案内された部屋の窓から外を眺めると なるほど竹がシュシュッと沢山伸びた斜面が見えました。
実はここ 私がまだ小学生の頃祖父から「この丘の木を切り倒そうとすると 必ず怪我や病気になるんだよ。」と教えられていた不思議な丘なんです。
悪く言えば“祟り山”ですが・・祖父の話によると 源頼朝の時代にこの辺りで戦があり その落ち武者がまださまよっていて この森を守っているとか 他にもちょっと怖かったり不思議な話をしていました。
まぁ 都市伝説みたいなお話で ちゃんとした証拠もないので私をからかっていただけだと思いますが なんとなく今でも特別な場所なのではないかと遠目に眺めていましたから まみさんに「山頂に小さな広場があるよ。」と教えてくれた時は ちょっと驚きました。
人が入って大丈夫なの・・・?と。
後日それを確かめに 仕事帰り寄ってみると 山道の入り口付近は思いのほか住宅が並んでいましたが 一歩中に入るとと竹林が広がっています。少々時期が過ぎましたが竹の子も生えていたりして 1本頂いて帰ろうかと思ったくらいです。
そこから進んで行くと けっこうな急斜面になっていて 丘と言うより山のようで階段がなければ登れないくらいです。2~3分ほどですが広場に付いたときはハァハァ・・と息を吐いていました。
辺りは竹から背の高いモチノキの林に変わっていて 夕方でしたので他に人影もなく 祖父の話もあって(笑) 益々不思議な場所にいるように思えてきました。ちょうど“トトロの住む森”のような感じでしょうか。
麓には「葉山大道(はやまおおみち)」という大きな交差点もあって 車の通りも頻繁なのですが 町中にいることを感じられないほど木々が生い茂りとても静かでした。。
家の近くに自然が大切に残されているのは ちょっと怖い話がおまけについていてもいいものだなぁ と思います。人(私)が入っても大丈夫でしたから 麓に住むまみさん夫婦はいい場所みつけたなぁと なにか特別なお家のようにみえて 以前にも増してちょっとうらやましかったりして。
この不思議な丘 本当は葉山緑地と言って「かながわトラストみどり財団」が保存・管理している保全緑地なんです。
葉山町には この他にも長柄緑地や葉山堀内緑地などいくつかの緑地があります。 いつもそばにある事を忘れがちというかあたり前に思っていましたが こうして大切に残されていると言う事を改めて知りました。
こうした緑を壊すことなく これからも暮らしていきたいと思いました。
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
□ 「耐震診断・耐震改修」
こんにちは、設計の田中です。
先日、久保が11年前に設計をさせていただいたお客さんから連絡を受け、ご自宅に伺わせて頂きました。
お客さんは東北地方太平洋沖地震の後に色々と不安になってしまったとの事でしたので、自宅の耐震性も含めて検査調査をさせて頂くことになりました。
地震後は「耐震診断」が急上昇検索ワードの上位にあったこともありますので、今日は耐震診断について、ご紹介させていただきたいと思います。
1995年1月、兵庫県南部地震が発生しました。ビルが道路に横たわり、途中階がすっかり折れて無くなり、細い道路で密集した木造家屋の町並みはがれきの山と化していました。多発的に発生した火事や倒れた高速道路をヘリコプターから撮影した映像は、とても現実のものとは思えませんでした。
この大災害を踏まえ、同じ年の12月に耐震改修促進法が施行されました。
兵庫県南部地震では、1981年の建築基準法改正(新耐震基準)以前に建てられた建物に被害が集中したことが調査の結果で判明しました。
この1981年以前に建てられた建物の耐震強度を現行の法律に見合うように、診断し、改修することが法律の大きな目標になっています。
木造住宅の耐震診断では、
1・建物の床面積、平面と立面の形状から必要な耐力を求めます。
2・地盤や基礎、建物本体の劣化を考慮した保有耐力を求めます。
1と2で求めた必要耐力と保有耐力から建物の倒壊の可能性についての判定をします。
判定の種類は、「倒壊しない」「一応倒壊しない」「倒壊する可能性がある」「倒壊する可能性が高い」の4種類になっています。
改修工事する場合、「倒壊しない」「一応倒壊しない」を目指して行います。
兵庫県南部地震の後では、耐震診断をせずに飛び込み営業で、無計画に高価な金物補強をする事業者が増え問題になりました。
そのことが影響したかは判りませんが、耐震診断が始まって10年間は、思うような成果が上がらなかったようです。
2006年の法律の改正に伴って、知識の向上と普及の為に技術指針がまとめられ、地方行政による促進計画の策定がなされました。今では、皆さんがお住まいの市役所でも、登録診断士、耐震診断の補助金、耐震改修の補助金が用意されていると思います。その他にも、資金面では銀行ローンもあり、改修によって床面積が増えてしまうことに対する法律の緩和措置もあります。
古い家屋を耐震改修をすることことは、人命の安全や財産の保護の予防をすることばかりではなく、町の財産を守ることでもあると思っています。
そして、地震が起きたときには避難路や輸送路の確保に繋がり、仮設住宅の減少、円滑な救助活動、早期の復興に大きく影響してきます。
日本の古い家屋をお持ちの方や興味のある方は、前向きに考えて見ることもお勧めしたいと思います。
設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
□家づくりのことば・・
私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語が たくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。
○テスリコ
手すりは 階段を登り降りする時 体を支えるために手を添える横に伸びた棒状の物ですが その手すりの間から人が落下しないために縦に付いている材を「手摺子」と言うのだそうです。
まず 縦に同じ間隔で並んだ格子状になっているものがほとんどだとおもいますので 私はことばがあるとするなら「手摺格子」と言うものではないかな と思っていました。
“格子”ではなく“子”だけなのは 何故なんでしょう?
と不思議に思っていましたら 皆で私にわかりやすいようにと階段が載ったカタログをひっぱり出して見せてくれました。
そこには親柱(オヤバシラ)という 手すりを支える端や曲がりの部分にある太い柱と 子柱(コバシラ)という 補助的な細い柱の写真が載っていました。
その子柱が 手摺子と呼ばれるものでした。
親子の子だったんですね。
私は縦に並んだ柱は同じことばなんだと勘違いしていた訳です。
ざっくりしてました・・。
デザイン上などで 手摺子が付いていない階段を見かけることも多いですが 高いところが苦手な私には必要なことば(部材)だと今回よくわかりました。
○手摺子(テスリコ)=子柱
手すりを支持し、手すり下部からの落下を防止するための格子状の部材。 「建築用語辞典 岩波書店」より
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい
有限会社 松匠創美
https://hayama-ie.jp
▲身近な写真と共にブログ更新中
〒240-0112 神奈川県三浦群葉山町堀内785-4
Copyright (C) 2011 松匠創美 All rights reserved.
■ 葉山芸術祭 (2011年)
■ 第46号 ■
■□・・――――――――――――――――2011年05月11日
木の家を知る・建てる・暮らす
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
□ 目次
【1】 こんな感じに過ごしています 「 葉山芸術祭 」
【2】「 公共建築物(低層)は木造化を原則義務化 その2 」
【3】 家づくりのことば 「 ヒキテ 」
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
□こんな感じに過ごしてます・・・
こんにちは 田村です。
今年も開催されています 葉山芸術祭は今回で19回目。
「芸術祭」という名前が仰々しいように私には思えますが 芸術家でなくてもモノづくりが好きな人なら誰でもが参加できる 町全体を使ったお祭りです。
「ひとつの場所に集まって」というスタイルではなく 参加者が個々に自宅を開放したり カフェレストランなど借りて 作品の展示、販売や簡単なお料理などを用意してお客さんを迎えます。
お客さんはパンフレット片手に葉山の町を散策しながら お目当ての会場を目指します。(最近では 鎌倉や逗子・横須賀地区の参加もあって移動するのはちょっと大変ですが・・・。)
葉山に長く住んでいる私でも初めて通る小道や 路地裏など新しい発見もあったり 普段はおじゃますることのない素敵なお住まいを拝見できたり お話を伺ったりすることも楽しみの一つです。
いくつか廻った中で ご紹介したいのが8日(日曜)から始まった「手ぬぐい・りんりん」こと菅原恵理子さんの『葉山生まれの手ぬぐい展』。
ご自宅ではないのですが カフェレストラン「engawa」さん(2021年4月以降移転予定)での展示、販売です。
こちらの会場は 御用邸(一色海岸)近くにあって 天皇家侍医が長年住んでいたという築80年余の古民家を利用したお店になります。
engawaという名の通り 長くて広い縁側のある店内に 菅原さんが今まで集めてこられた沢山のコレクションと ご自身がデザインされた手ぬぐいが並べられていました。
森戸海岸で毎年夏に行われる盆踊り大会用の手ぬぐいなど 葉山の風景をモチ―フにしたデザインをされている菅原さんにお会いできるのを楽しみにしていたので 初夏に映える素敵なお着物を着たご本人に声をかけて頂いた時は少々興奮してしまいました。
コレクションの中には珍しい染めの物があって 私が理解できるまで丁寧にお話をして下さったり 江戸時代からあるユニークな柄について説明して下さったりと 楽しい時間を過ごすことができました。
期間は5月13日(金)までですが ご興味のある方は是非足を運ばれてみて下さい。
余談ですが 葉山に住んでみたいなぁ とお考えの方には実際暮らしている方たちと会ってお話ができる機会にもなりますので 個々の会場を廻ってみて「どんな生活をしているのかな?」と参考にされてみてはいかがでしょうか。
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
□ 「公共建築物(低層)は木造化を原則義務化 その2」
こんにちは、設計の田中です。
前回、新しい法律「公共建築物木材利用促進法」が施行されるに至った時代背景をご紹介させて頂きました。
今日は、前回の続きで「公共建築物木材利用促進法」の内容についてご紹介したいと思います。
公共建築物木材利用促進法は、現状7.5パーセントと木造率が低い公共建築物の木造化を進める法律です。
条文では、地球温暖化の防止、循環型社会の形成、森林を有する国土の保全、水源のかん養、経済の活性化等が目的と記されています。
この法律により、国や地方が整備する低層公共建築物は全て原則的に木造となります。
今後、引き続き細かい基準を整備していくようです。
国や地方が建てる施設以外にも、民間が建てる公共性の高い建築物には木造化が求められていきます。
具体的な用途としては、学校や高齢者施設、病院、診療所、社会教育施設、運動施設、旅客施設や高速道路の休憩所までもが含まれています。
また、建築物の木造化が困難な場合にも内装材や備品、消耗品などを木質化することを促進してもいます。
その他、林地残材と呼ばれる枝葉や、間伐材を有効活用する為に、運搬費や木質バイオマス利用の支援も行います。
しかし、日本の林業再生や木材自給率UPを目指してつくられた法律とは言っても、国が国産材ばかりを率先して使ってしまうと、WTO協定の「内外無差別の原則」に反してしまうようです。
そこで、法律では、製造業者の大臣認定制度を新設し、認定業者に対しては改善資金の無利子融資や返済期間の延長も用意しているようです。
認定制度は、木材産業の技術開発、品質安定にも効果をもたらし、国内の林業の競争力の向上にも繋がると思います。
国のこうした取り組みは、今後の価値観や理解に大きく影響してくるように思います。
これから建築業界では、戦後の非木造化政策で建てられた公共施設が建替えの時期に入ってきますし、団塊の世代が徐々に定年を迎え、高齢者施設の建設がどんどんと盛んになってきます。
山に眠る資源としての杉や桧もまた、まさにベビーブームのように植林されたものでもあります。
こうしたことから、木材利用が一時の波で終わってしまわぬように見据えていく事が大事だとも思いましたが他の文化には無い、資源を育ててそれを循環させる木の文化に、また一歩近づいた事を喜びたいと思います。
設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
□家づくりのことば・・
私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語が たくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。
○ヒキテ
毎日生活している中で よく目にしたり触れていたりするモノなのに あたり前過ぎて気にかけていなかったのが ドア(建具)や家具などの扉の開け閉めをする際に手が触れる部分のこと。
大体 握る物は取手(トッテ)と言ったり グリっと動かす物はハンドルと言ったりして細かい事は気にせずに過ごしていましたが 例えば 形状が同じでもサイズが違えば ドアなら取手で家具の扉ではハンドルと呼んだり・・と案外複雑なモノもあるということを 久保が教えてくれた時は絵付きのメモ用紙をしばらくの時間 じーっと眺めてしまうほどでした。
どうして気にするようになったかと言うと キッカケは「ヒキテ」という言葉を知ったからです。
松匠創美の家づくりでは室内の空間を上手く利用するため 引戸(ヒキド)を利用します。(ドアは開閉する際のスペースが意外と必要です。)
その引戸に付いているのが「引手(ヒキテ)」になります。
(いつもながら)ミーティングの時間 引戸の話になり引手が登場して・・・・ なんのことだろう?と悩んだのです。
今を思えば自宅にも引戸はありますから 何度も触れているモノなのに取手くらいにしか思っていませんでした。
しかし 久保の描いてくれた絵には取手やハンドルは(冒頭でも言いましたが)手で握ったり掴んだりできる突起した形状ですが 引手は指先を引っかけて使うよう凹んだ形状をしているので 取手という名前では可笑しいはずです。
また引手には 手掛[手掛引戸](テカケ)と言って 凹み部分に指先がさらに ひっかかりやすくなるよう部分的に競り出した形状をした物もあるのです。
こちらは主に家具など 手前に開く扉に使う事が多いようです。
こうして書くだけでも 本当に複雑ですね。
扉には「ツマミ」などもありますし 皆さんもご自宅を新築または改修される際は そういった細かい部分にも注目して検討されると 面白いのではないでしょうか。
○引手(ひきて)=建具、引出し、箱のふたなどを手前に引くか、横に動かして開閉するときに手を掛けるもの。(「建築学用語辞典」岩波書店より)
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい有限会社 松匠創美
https://hayama-ie.jp
▲身近な写真と共にブログ更新中
〒240-0112 神奈川県三浦群葉山町堀内785-4
Copyright (C) 2011 松匠創美 All rights reserved.
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
■ 無理なくできることを
■ 第45号 ■
■□・・────────────────2011年04月27日
木の家を知る・建てる・暮らす
────────────────────────・・□■
■□・・────────────────────────
□ 目次
【1】 こんな感じに過ごしています 「 無理なくできることを 」
【2】「 公共建築物(低層)は木造化を原則義務化 その1 」
【3】 家づくりのことば 「 イラカ 」
────────────────────────・・□■
■□・・────────────────────────
□こんな感じに過ごしてます・・・
こんにちは 田村です。
電力の供給不足を機に 「電気に頼らない生活を」という久保の考えから事務所の珈琲メーカーを マシンから*フレンチプレス式のポットに変えました。
粉と水を入れて スイッチオン!でお手軽だった今までと違い お湯を沸かし飲みたい量をビーカーで計り・・・4分待ってという手作業を教わった時は 美味しく入れられるかなぁ。。。と少々不安になりました。
でも 新しくてピカピカに美しく輝くステンレス製のポットを使ったその日に 何だか気分も明るくなってきました。
「節電しなくちゃいけない!」というプレッシャーを少なからずも感じて過ごしていたので 無理なく気持ちよく暮らしていけるんだなと気づかせてもらい 自分も気分良くできることはないかなと考えました。
そこで 背中の中ほどまであった重く長い髪を 思い切って肩まで短く切りました。
節電とどんな関係が?と思うかもしれませんが シャンプーで使う水の量も ドライヤーで乾かす時間もかなり使っていましたので イメージも変えられ さらに自然と節約できると思ったのです。
さっぱりして清々しい気分になった美容室の帰り 寄り道したセレクトショップでポットと同じメーカーのタンブラーを見つけました。
ポットと同様 そのデザインと保温性に一目惚れしてしまい 気分も良かったので迷わず購入しました。
それまで3年間使っていたタンブラーは 母親が使ってくれることになり 無駄に捨てることなく済みました。
短くなった髪も 自分で思った以上にシャンプーとドライヤーの時間が短縮されたので その分湯船にのんびり浸かったり眠い時は早めに布団に入れたりと 余裕ができて得した気分です。
不安だった珈琲を入れることも 2・3日も過ぎた頃には手順も身に付いて 手作業だけに今まで以上に美味しく入れられるよう意識するようになりました。
「珈琲美味しい♪」と言う声もチラホラ聞こえてきたりして。
慣れてしまえば何でもないこと もっとシンプルに生活して行こうと思います。
*-フレンチプレスとは-
フレンチプレスは、ヨーロッパではとてもポピュラーな圧縮式のコーヒーメーカーのこと。もともとイタリアから始まったといわれています。第二次世界大戦後、フランス・パリのカフェでよく使用されるようになり、「フレンチプレス」と呼ばれるようになりました。
「bodum」さんのHP
こちらは 震災後いつも持ち歩けるようにと買ったSIGGのボトル。 パンダ来日記念ということで(笑) 事務所のドアを背景に・・。
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
「公共建築物(低層)は木造化を原則義務化 その1」
こんにちは、設計の田中です。
恐らく、一般にはあまり知られていない事だと思うのですが、昨年の10月に「公共建築物木材利用促進法」と言う法律が施行されました。
この法律の注目点は、「国や地方が整備する低層公共建築物は原則的に木造とする」という内容です。
林業が衰退したと言われている日本で、とても大きな起爆剤になりそうな気がしています。
今日は「公共建築物木材利用促進法」が施行された背景について時代を追って紹介したいと思います。
戦後、日本は95パーセント以上を国内の木材を活用して建物を建てていましたが、復興事業が進む中、深刻な木材不足に陥ってしまい、徐々に木材を輸入するようになっていきます。
一方で国は将来の建築資材として有効な杉や桧の植林を勧めていきました。
更に、急速な経済成長は続き、やがて団塊世代の住宅需要が高まってきます。当然のことながら、植林されたが杉や桧が育つにまだまだ時間が足りません。
需要拡大と好景気によるコストメリットもあり、輸入建材が着々とその量を増やしていく一方、国産材は正当な価格で買い取られなくなります。
買取価格の低下により、山を維持管理する費用は得られなくなり、林業が成り立たなくなって行きます。
バブル崩壊後も国産材は低迷を続け、木材自給率の低下は続きます。そして、1990年代後半にはついに10パーセント台にまで落ち込んでしまったそうです。
その頃、戦後植林された杉や桧が、やっと伐採期を迎えることになります。
しかし、売れる木材として安価で供給が安定していた輸入材に対して、国産の荒廃した山で育った杉や桧は、品質にばらつきがありました。また、乾燥技術の方もすっかり海外に劣ってしまっていていたのでした。
国産材の悪戦苦闘は続きます。
やがて21世紀に入り、原油高とも重なり、輸入建材との価格差は次第に埋まり始めます。
更には、温暖化ガス問題、世界でも有数の木の文化、地方の雇用問題、山の治水量と災害問題、様々な方向から林業の大切さが取り上げられるようになって行きます。
粘り強い努力もあり、国産材の木材自給率は約30パーセント近くまで回復してきています。
このような背景の中、木材自給率を50パーセントまでに高めることを目標に「公共建築物木材利用促進法」が制定されました。
また、文部科学省や林野庁も木造校舎の建設に前向きに検討を進めています。
松匠創美では、今まで国産の無垢材で家づくりをしてきましたが、ゆくゆくは、久保がブログで書いていた様に県産材で家づくりをしたいと考えています。
この法律が山の環境保全と、それを取り巻く資源を循環させる社会づくりに一躍を担ってくれると期待しております。
次回は、「公共建築物木材利用促進法」の内容について紹介したいと思います。
設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
□家づくりのことば・・
私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語が たくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。
○イラカ
お昼ご飯の時 田中に「鯉のぼりの歌と言えば・・・何?」と聞かれ そりゃ「屋根よ~り たぁーかーい~♪」でしょ と唄ってみました。
それもそうなんだけど もう一つ「イラカの波と雲の波~」ってのもあるでしょう?と言われて あぁ そういえば・・・と子供の頃は 出だしの「イラカの波~」って何のコト??と 意味も解らず唄っていたんですよね と思い出しながら言うと 「そのイラカって今は知ってるの?」と聞かれました。
「瓦のことですよね。」と答えられたのですが・・実は意味を知ったのは松匠創美でお仕事をするようになってからですので 恥ずかしながら何十年も知りませんでした。
この歌を教わった頃 私は都内に住んでいました。
バブル絶頂期の渋谷区には ビルが建ち並び始め瓦葺きの屋根がほとんどなかったので 瓦をあまり見たことがありませんでしたし 先生も意味までは教えてくれませんでした。
葉山でも 最近では瓦葺きの屋根を見かける事は少ないですが この時期 波打つ瓦の屋根に勢い良く泳ぐ鯉のぼりを見かけると 歌詞の力強さは 元気な男の子に育って欲しいと言う親の願いが込められているんだなぁと 少し解るような気がします。
瓦は重いから・・と敬遠されがちだそうですが 日本の風景には欠かして欲しくないと思いました。
○甍(いらか)=瓦 また 瓦葺きの屋根。「―の波」
大辞泉/監修:松村明 出典:小学館より
「鯉のぼり」 の歌載ってます。
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい
有限会社 松匠創美
https://hayama-ie.jp
▲身近な写真と共にブログ更新中
〒240-0112 神奈川県三浦群葉山町堀内785-4
Copyright (C) 2011 松匠創美 All rights reserved.
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――