松匠創美のメールマガジン「木の家を知る・建てる・暮らす」

木の家を建てるときに役立つ知識やメリット・デメリット、暮らしてからのメンテナンス。気になる社会情勢の影響や、助かる補助金の情報など。
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■ 第11号 ■

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木の家を知る・建てる・暮らす

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□こんな感じに過ごしてます・・

こんにちは 田村です。

松田(棟梁)が 横須賀のお施主さまから お茶受けに
と頂いた カルメ焼き菓子を 事務所にお持ち帰りして
くれました。

小学校の理科の実験で カルメ焼き作りを体験したこと
を思い出して 久保や田中にも「作りませんでしたか?」
と問いかけたところ・・・「作ってないよっ」との返事が。

となると 自分の記憶に少々自信がなくなってきます。

それは 私はTVで見聞きしたことと 実際自分で経験し
たこととが 時々 混同してしまうからなんです・・。

なかでも気になっている事が 鎌倉の江ノ電(江ノ島電鉄)
に 乗ったことがあるか? ないか? の記憶です。

なんとなく 車窓からの景色を見たことがあるのですが
・・番組で見ただけかもしれず はっきり体感した感触が
無いのです。

そんな話を 久保にしてみたところ「江ノ電は 人と乗る
より 一人で乗ってみたほうが ゆっくり楽しめるよっ」
と提案してくれました。

そのひと言で 私の中の「わくわく」度に 火が灯り
「今年やり残したことを 今年のうちに!」と 無理やり
理由をつけて(笑)「江ノ電一人で 乗ってきます」宣言
をしました。

思い立ったが吉日とばかりに 決行してみましたが・・

「江ノ電のはなし」は次回の メルマガで(^-^*

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シリーズ「松匠創美のたてた家」

第四回
「柴犬2匹と三世代住宅」

今回の依頼主は30代の独身女性。ご実家が老朽化してきた
こともあり、可愛がっている2匹の柴犬と一緒に暮らすための家
を建てたいとのご依頼でした。
同居されるのはお母様、お婆様そして弟の3人です。

計画地は横須賀市の高台で、南に開けた斜面地です。
しかし、北側には9メートルを超える擁壁とその前には古い井戸
も有りました。

ご希望としては、北側に擁壁がありジメジメしやすいので風の
通りを確保したいと言うことと、井戸の上には建物を建てたくない
という2点が有りました。
そこで配置計画は井戸を除けて北側の外部空間にゆとりを
持たせ十分な離れを取ることにしました。

しかし、南側にはワンちゃんのためのお庭を確保したいですし、
内部には、お母様とお婆様それぞれのお部屋にお風呂などの
水周り、家族が集まるLDK、これらすべてを1階に納めたいと
考えると1階のボリュームが大きく2階が小さくなりそうでした。

そこで、お打ち合わせを重ね、床暖房の計画が持ち上がり
ましたので、吹抜と天窓を家の中心に設け、各部屋をその吹抜
と関連して配置しました。
さらに、2階にはワンちゃんが走り回れる広いルーフバルコニー
を確保して1階と2階の広さのバランスを整えることにしました。

また、1階の南側には、お母様とお婆様の個室を設けたのです
が、吹抜を通じてLDKにも隅々まで光を取り入れることができ
ました。
吹抜を介して3世代の気配を感じられるプランにまとまりました。

当初、吹抜スペースが少し勿体無い気持ちだったお施主さん
も、完成後、住み始めてからは大変気に入って下さいました。

お客様の声
今回も、お施主さんにご感想をお聞かせ願ったところ、柴犬
2匹の写真付でこんな文章をeメールで送って下さいました。

「お外に出たくない!!だって お家は快適なんだもん。」

ワンちゃん達も気に入ってくれたようで良かったです。
設計:久保歩美・田中伸二

「住まいの性能」はこちらから

「柴犬2匹と三世代住宅」はこちらから

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□家づくりのことば・・

私(田村)が 事務所内で聞く会話の中に「今のは何の事?」
と思う建築用語がたくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉など
を ここで少し紹介したいと思います

○框と桁

建築用語の中に ぱっと 見た瞬間読めない漢字が 沢山
あります・・もともと 漢字には弱いので なおさらです。

「かまち」と「けた」は 未だに「うっ・・」となってしまいます(汗)

「けた」は PCで入力すると「桁」と 素直に出てくる漢字ですが
「かまち」は変換では 出てきてくれません。

「蚊町」と出てしまいます。

そう言う時は IMEパッド を使って手書き変換してもらいます。
本当に 便利な世の中です・・(^~^;
私は ずっと手書き(アナログ)人間で生きていきそうな気が
しています(笑)

○かまち(框)=床の間や玄関の部分の上がり部分に、
横に入れる化粧材。

けた(桁)   =木造軸組みで、柱・壁などの上にある
横架材のこと。

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鎌倉の豆屋さん 008

鎌倉の豆屋さん 003
□年末年始のお知らせ

▽松匠創美

2009年12月29日~2010年1月5日 お休みを頂きます。

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「木の家を知る・建てる・暮らす」メールマガジンは 今回
で 11号目になりました。

日々の暮らしのなかで お話にできるような事が起こるか
少々不安でしたが 文章にしてみると 思いのほか長文に
なったりと 読みやすいメルマガになるには 「まだまだ」
と 痛感しています。

次号は お正月明けまして 1月6日(水曜)に 配信いた
します。

リラックスタイムに ちょこっと読めるメルマガを目指して
いきたいと思いますので 来年も宜しくお願いいたします。

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい
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■ 第10号 ■

■□・・―――――――――――――――― 2009年12月2日

木の家を知る・建てる・暮らす

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□こんな感じに過ごしてます・・

こんにちは 田村です。

葉山のお隣の逗子に 素敵なお店が最近できました。

ジンジャービーチイン 004

昔は薬屋さんだったお店が お洋服屋さん「Ginger Beach Inn」
になりました。
*架空のビーチ<GingerBeach>に建っているホテルを
イメージした 屋号なんだそうです。

建物が 細長い2階建てなので 見た感じは 小さい印象
なのですが。中に入ってみると 1階の天井を壊して吹抜
に改装し とても広々とした空間になっていて驚きました。

セレクションは 大人と子供の服 オーガニック化粧品
食器類など 見ていると「あっ こんなものまである!」
と宝探しをしているようで とてもワクワク☆しちゃうん
です。

お店の雰囲気と 商品のバランスがとても居心地が良くて
一目で気に入ってしまいました☆

なかでも スタッフのNちゃんとの出会いが「星の引き合せ
に違いない!」と つい怪しい言葉を口にしてしまうほどの
嬉しいハプニングでした☆
なにせ 私と彼女は無類の星好きな者ですから(笑)

商品の説明を受けはじめてから 気づくと沢山の話をして
いました。
私も彼女もかなりの転職家で(汗)お互いの職歴を語る内に
共通の職場友達がいることがわかった時には悲鳴をあげて
私は 鳥肌が・・Nちゃんは 涙が流れるほどの驚きと喜び
ようでした(笑)

本当はちょっと のぞき見するだけだったのに 帰る時には
しっかり紙袋が・・・(笑)

これからまた楽しい時間が増えそうです☆

ジンジャービーチイン 010

☆Nちゃんがいるお店はこちら☆
「Ginger Beach Inn」
http://gingerbeachinn.com/

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こんにちは、田中です。
今日は「松匠創美の建てた家」はちょっと休憩して
土地を探す時の豆知識について触れたいと思います。

地面を掘り進めていくと水が出てくる場所があります。
この水が出てきた深さを水位と言います。
この水位が高いと一般的に良い地盤とは言えません。

ではこの水位、地面を掘らずになんとなく知る方法が
あるのです。

それは、地名を見ることです。

言われてみれば、当然のことのようですが意外に盲点。
これは実際に地盤を調査してみると「なるほど!」
と思います。

つまりは、地名から土地の前世を簡単に知ることが
できるのです。

例えば、不毛、五味、阿久津、土呂は低湿地。
別所、小森は元新田干拓地。
和田、浦和は川谷や海辺を示していたり、
水辺の動植物の名前もキーワードになっていたりします。

現在では土地の価値を上げようと地名を変更したりしますが、
登記簿などで昔の地名を調べることもできますので、
土地の前世を知り、地名からの警戒信号を察知するのも
良いと思います。

でもあまり心配し過ぎないようにしてください。

どんな地盤でも、それなりに対応策は見つかります。
と言うのも、松匠創美で以前、「田谷」と言う場所に
木造共同住宅(アパート)を設計したことがあります。
「田」は過去に水田、「谷」は山間の低湿地を示すように
正にその土地は、常に水位が高く、周囲の小高い丘から
雨水が集まる水路(みずみち)になっていました。

そこで、水上側で地表面近くを流れる雨水は集水桝を
使って集めて川に流しました。
地面深くを流れている水の通り路は自然に形成されて
いるので、なるべく影響を与えない為にも既存の擁壁を
壊さずに残し、杭状の地盤補強をしました。

こうして擁壁や水位とは縁を切った基礎計画をした事で
無事に完成し、当初は水位を心配していたオーナーも
今では安心してくださっています。

「無垢のフリーリングを使った共同住宅」

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□家づくりのことば・・

私(田村)が 事務所内で聞く会話の中に「今のは何の事?」
と思う建築用語がたくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉など
を ここで少し紹介したいと思います。

○フィニッシュネイル

事務所の倉庫には 松田(棟梁)が仕事で使う 工具や材料
が沢山詰まっています。
色々なモノがあるので 物色するのが楽しいんです。

その中に「フィニッシュネイル」と書いてある箱を見つけま
した。

ネイルと言えば 爪(ツメ)の事ですよね?

大工さん用の爪のお手入れの道具かしら???
ホームページの「棟梁と仲間たち」に使われている 松田の
手の写真の(現在不掲載) 爪を見ていただけるとわかりますが 確かに
綺麗です☆

なんて思いましたが まったく関係なく その箱には釘(クギ)
の絵が描かれてありました。

そうとわかって 正直「ホッ・・」としてしまいました(笑)

釘と言っても 変わった形をしています。ピストルと言う道具
を使い バシンバシンと撃ち付けていく構造なので 釘自体が
一本一本がつながっていて 一枚の板(カードくらいの大きさ)
のような形をしています。
現場では略して「フィニッシュ」と呼んでいるそうです。

○フィニッシュネイル= フィニッシュ釘(フィニッシュくぎ)
仕上げ用釘の事。
一般の釘と違って釘頭が無く、仕上
面より沈みこませて用いる釘。

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

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■ 第9号 ■

■□・・―――――――――――――――― 2009年11月18日

木の家を知る・建てる・暮らす

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□こんな感じに過ごしてます・・

こんにちは 田村です。

我が家には 黒ラブラドール犬(ブラウニー)が1頭と
雑種の猫も5匹ほど 一緒に暮らしています。

その中で私が溺愛している茶トラの猫(チャル)がいて
彼だけが  私と同じ部屋で眠ることを許されています。

毎朝5時になると「パトロールに出かけてくる」と 言う彼
を部屋から送り出し 1時間ほど過ぎるとまた戻ってくる
ので 部屋に迎い入れる事が 日課になっています。

先日の雨の日 パトロールから戻ってきた時の様子が
普段と違って落ち着きがありません。
どうしたのかな?と思い 不安そうに何かを私に訴え
ているので 彼の後をついて行くことにしました。

私の部屋は2階にあって 1階に降りて行くと猫たちが
庭から自由に出入り出来る部屋があります。
その前で「にゃにゃにゃ」と 小さな声で私に何かを教
えようとしています。

「ん?なんだか生臭い・・・。」

またお土産(モグラなど・・)かも(汗)嫌な予感を感じ
ながら 部屋に入ってみました。

薄暗い中を 注意深く見まわすと 何かがかすかに
動いています・・!!
「たっ タヌキッ!!」・・なんて声も出ませんでしたが
なんと 部屋の中で狸さんが「なんですのん??」って
な感じで 私に驚く様子もなく 毛づくろいをしています。

えらいこっちゃ!と 後ずさりしながら ブラちゃん(犬)
に何とかしてもらおう!と ブラウニーを捜しに隣の
部屋に行くと さらに驚くことに ブラウニーはぐーぐー
とイビキをかいて 寝ているではありませんか・・。

犬にも猫にも好かれる ブラちゃん このおおらかさが
人気の秘訣なのね・・・。

さて 狸さんですが こちらも大物らしく(ブラウニー
の助けを諦めて)フライパンを叩いて大きな音たてても
ほうきで威嚇しても お構いなしに寛いでいて 慌てる
様子がありません。
しかし ワイワイ騒ぐ人間たちを気の毒に思ったのか
「雨も小ぶりになってきたので お邪魔しました。」と
部屋から庭へ出て行きました。

この日は雨がかなり強く降っていたので 雨宿りをしに
家の中に入ってきたようです。

色々なことに驚かされましたが 田村家の番犬は 草
食系男子だと言うことが わかったこと。

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( ↑ ブラウニーです(^w^;) )

そして 頼りになるのは番犬ではなく 番猫だと言うこと。

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( ↑ チャルです・・豹柄の膝かけが 最近お気に入り・・)

でも 空ちゃんだったら?と思うと また話は違うんだろ
うなぁ・・なんて(^-^;

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シリーズ「松匠創美のたてた家」

第三回
「光が差し込む明るい家」

お施主さんは、建売住宅を購入し、暮らし始めてみると
その家が、家族の肌には合わないコトに気がつきました。
それからは引越しをしたいとの思いに駆られるようになり、
土地を探して、今度は「注文住宅」で建てたいとの依頼で
した。

その思いは明確で「とにかく明るい家にしたい」という
ものでした。

家族構成は、ご夫婦二人とお子供様二人の四人家族。
計画地は、神奈川県は三浦半島の落着いた住宅地。
東西に細長く、東側に道路、西側と南北には宅地に
囲まれている条件でした。

当初、南側の隣地には建物が建っていませんでしたが、
建売住宅が建つ事がわかっていましたので、不動産屋
さんを介して、その平面図とパース(透視図)を入手
してからプランに取り掛かりました。

「とにかく明るい家」がご希望でしたので、リビングと
ダイニングキッチンを2階に計画し、南側は、隣家から
十分に距離を置き、互いの窓の位置に配慮しながら大き
な開口部を計画しました。
また、2階の利点を活かして天井を高くましたので、
間口が狭いことからくる窮屈感もなく、ハイサイド窓が
一年を通じて自然の光を送り込んでくれるので、とても
明るく、開放感のある部屋に仕上ることが出来ました。

北側階段ホールの2階部分には、大きな窓を設けて、
自然の光がしっかりと1階まで届くようにしました。
おかげで、暗くなりがちな1階の廊下や玄関ホールも
十分に明るい空間にすることが出来ました。

お客様の声
要望通りの明るい家になりました。
足元は無垢の木なので、気持ちが良く、住み心地満点です。
休日に4人がそろうと楽しいし、家族全員感謝しています。

設計:久保歩美・田中伸二

写真はこちらです。

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□家づくりのことば・・

私(田村)が 事務所内で聞く会話の中に「今のは何の事?」
と思う建築用語がたくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉など
を ここで少し紹介したいと思います。

○ピンコロ

金物屋さんからの伝票を データ入力している時に
「羽子板付 くつ石」と言う建材の名前がありました。
羽子板の付いた靴石? くつ石・・って何でしょう?

丁度その時 棟梁の松田が事務所で打合せをしていた
ので「くつ石ってなんですか??」と 聞いてみました。

「くつ石は“沓石”って書くんだよ。デッキ柱の下に置く
基礎石の事でね。ピンコロとかでも・・・・・・」

と 説明を受けているうちに 心はもうピンコロに興味が
移ってしまいました(笑)

ピンコロ きっと可愛い石に違いないんじゃないかと☆

○ピンコロ=斑岩や花崗岩を加工した小舗石のこと。
サイズは一辺が 90mmの立方体。
ヨーロッパでは 歩道や車道に敷き詰められ
ていて 十分な強度がある。

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