松匠創美のメールマガジン「木の家を知る・建てる・暮らす」
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■ 第119号 ■ 家づくり雑記帖 「 在宅サービスに対応した住宅 」2014/4/23
こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。
【1】 片付け好きの頭の中 「究極の面倒くさがり」
【2】 家づくり雑記帖 「在宅サービスに対応した住宅」
【2】 家づくりのいろは 「木―ヒバ―」
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【1】 片付け好きの頭の中 「究極の面倒くさがり」
こんにちは、片付け好きの久保です。自慢できることではございませんが、究極の面倒くさがりです。以前、田中から「僕は面倒くさいと口にすることは罪だと思って生きて来たのに、久保さんは面倒くさいと簡単に言い過ぎる。」と叱られたことがあります。確かに、かなりいろいろな場面で面倒くさがっています。
と言うことで、今回はこの『面倒くさがり』と『片付け好き』との関係についてです。一見、『面倒くさがり』は『片付け好き』にはならないような気がしますが、むしろ『究極の面倒くさがり』だからこそ『片付け好き』になったと思っています。
今思えば、両親もかなりの面倒くさがり屋なのですが、自分達のことはちゃんと棚上げして、子供たちは厳しいしつけをしてくれました。おかげ様で、ねばならないことは駄々をこねたところで、誰もやってくれない。ということを学び、ねばならないことは、自分でするという習慣を身に着けることができました。
とは言いましても、根は究極の面倒くさがりです。面倒でも自分でしなければならないということは、面倒なことを如何に面倒くさくないようにするかを考え始めます。そして、小学3年生くらいの頃だったと思います。その日に遊んだおもちゃを片付けていた時、元の位置に元のように仕舞ったらいいんだ!と気付いたのです。
欲しいものが、欲しい時に、いつものところから出てきたら、面倒な、探すと言う手間がいらなくなるのですから。何よりです。
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【2】 家づくり雑記帖 「在宅サービスに対応した住宅 」
こんにちは、設計の田中です。
メルマガで書く内容を考える時に、よく国土交通省のWebページで情報集めをしています。今回はそんな中で目に止まった資料を参考に、前々から思う事があった「在宅サービスに対応した住宅」について書いてみたいと思います。
高齢者が、要介護になっても自宅で暮らし続けたいと考えている割合は7割になるそうです。一方で在宅サービスを利用したいけれども、家族になるべく負担をかけたく無いと思っている高齢者も多く、近年、在宅サービスに対応した住宅づくりが注目を集め、国土交通省でも平成24年に、戸建住宅及び家族がいる住宅を対象に「在宅サービスに対応した住宅を考えるヒント」を取りまとめています。
在宅サービスに対応した住宅とは、高齢者が通所サービスに行きやすく、訪問サービスのヘルパーさんが介護居室に入りやすく、また、介護居室では高齢者がサービスを受けやすい、家族のプライバシーの確保や負担が少ない、高齢者にとっても居心地良いように工夫された住宅と言えます。
細かく見て行くと、代表的な事として夜間にヘルパーさんが来ても他の家族を起こさない様にキーボックスを設ける、介護居室の一部は車椅子のまま入れる床仕上げが望ましい等があり、大きく見て行くと、訪問ヘルパーさんが他の居室に入らなくても介護居室に入れる動線、車いすでの外出帰宅方法、少なくても6から8帖程の広さの介護居室、介護居室は玄関、トイレ、洗面、浴室の近くに計画、介護居室には掃出し窓が欲しい等があります。
また、要介護になっても自宅で住み続ける為には暮らし方にヒントがあります。それは、高齢者が元気な時から家族との食事や会話をする事で、高齢者が自力で生活、家族等介護者のサポートを受けて生活、在宅サービスを受けて生活、と言う健康状態の変化に応じて変わる生活にも対応しやすくなるようです。また、健康状態に関係なく、高齢者が主人であり続ける為のアイデアや配慮が必要とも言われています。
最近は、子供が「自分の部屋にとじ込まない」間取り計画が多くなっていますが、高齢者も「引きこもり」にならない間取りや生活スタイルを考えて行く必要があるように感じています。
設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」http://bit.ly/1jGaFJU
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【3】 家づくりのいろは 「木―ヒバ―」
こんにちは、千葉です。
先日、「大きな屋根の家」が完成し、私もお引き渡しに立ち合わせて頂きました。
どこにいても家族の気配が伝わる、松匠創美ならではの家だと思いますので、「松匠創美の建てた家」にアップされるのを楽しみにしていて下さい。
今日の「家づくりのいろは」は「ヒバ」について勉強してみたいと思います。
ヒバと言ったら、青森ヒバが有名のようで、木曾のヒノキ、秋田のスギにならぶ日本三大美林のひとつだそうです。
ヒバはやや軽軟な材で、加工性は良く、表面仕上げは良好、心材(中心の部分)の保存性は高く、水湿によく耐えるようです。建築用材に用いられるほか、船舶材、土木材、枕木などに使われるそうです。
「明日はヒノキになろう」の意味で、「アスナロ」(翌檜)とも呼ばれ、抗菌性のある、ヒノキチオールなどの特有の芳香成分をヒノキより多く含んでいるのが特徴のようです。
松匠創美では、つい最近、そんな水に強いヒバを浴室に使用して施工させて頂きました。
ヒノキチオール成分たっぷりの、それはそれは心地良い香りいっぱいの素敵な空間になりました。
本日も最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美
https://hayama-ie.jp
▲身近な写真と共にブログ更新中
〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内785-4
■ 第118号 ■ 家づくり雑記帖 「 すまいの給付金の受領方法 」2014/4/9
こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。
【1】 片付け好きの頭の中 「きれい好きとは?」
【2】 家づくり雑記帖 「すまいの給付金の受領方法」
【3】 家づくりのいろは 「木―キリ―」
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【1】 片付け好きの頭の中 「きれい好きとは?」
こんにちは、片付け好きの久保です。最近は、新築中の現場が終盤になり、片付けに現場へ行く機会が多く、ストレス発散になっています。
さて、前回は、『片付け』と『整理整頓』の流れについてのお話でしたが、今回は、『きれい好き』との違いについてのお話です。
子供のころから喘息の持病がありますので、埃とカビが天敵です。そのため、掃除の基本は拭き掃除。できれば家中手が届いて拭き掃除ができるのが理想です。また、知らないうちにカビが発生したりしないように、開かずの収納やデッドスペースなどの目の届かないところがないようにも注意しています。
一方、日常生活を送る上では、部屋が散らかることに関しましては、嫌いではなく、むしろ、また片づけができることが楽しみだったりします。また、床が汚れないように、マットを敷くとか、手垢が付かないようにカバーをつけたりすることもなく、家づくりの際もラフな使用に耐え、拭き掃除のしやすい素材を選ぶよう心掛けています。そんなことから、常にきれいを保つタイプの『きれい好き』とは、少し違うような気がしています。
散らかってもすぐ片づけられるとわかっていると、散らかっていることが不快に感じられなくなりますし、片付けられれば掃除はし易くなりますので、清潔を保つことも楽になるような気がします。
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【2】 家づくり雑記帖 「すまいの給付金の受領方法 」
こんにちは、設計の田中です。
4月になり消費税が8パーセントになりました。
昨年9月のメルマガで、消費税引上げ時に導入される住宅取得の際に使える減税や給付金について書かせて頂きましたが、
今回は、実際に消費税が8パーセントになりましたので、もう一度すまいの給付金を復習しつつ、補足で「受領方法」について書いてみたいと思います。
「すまいの給付金」は、消費税が引上げの際の駆け込み需要や、その後の経済の冷え込み対策として「住宅ローン減税の拡充」と共に導入された制度です。
「住宅ローン減税」は所得税を多く納めている人の方が消費税の負担軽減効果が高い為、「すまいの給付金」は、「住宅ローン減税」だけでは効果が十分に及ばない収入層に対して最大30万円まで給付額が支払われる制度になっています。
すまいの給付金の対象者は、登記上の持ち分を保有するもの者。その住宅に自らが居住する者。収入が一定以下(消費税8パーセント時510万円以下等)の者。住宅ローンを利用しない場合は、年齢が50歳以上の者です。
対象住宅等の概要は、床面積が50平方メートル以上の住宅。
施工中に第三者の現場検査を受け一定の品質が確認された住宅。住宅ローンを利用しない場合はフラット35Sと同等の基準を満たした住宅です。ただし、中古住宅の場合は基準が違いますのでご確認願います。また、第三者の現場検査についてですが、瑕疵担保保険等の検査を受けていれば別に検査を受ける必要ありません。
給付金の受領は1回しかできません。例えば実施期間中に住宅を買い替えたとしても2回目の受領はできません。受領方法は、取得した住宅への入居後1年以内に住宅取得者本人が給付申請書と確認書類のセットを事務局の窓口若しくは郵送で申請を行います。住宅の持ち分が複数名いる場合はそれぞれが申請を行うのですが、「まとめて申請」を利用すると確認書類の一部を省略できるそうです。給付金は申請から2か月程度で申請者指定の口座に振り込まれることになっています。
この申請は、住宅事業者による手続代行も可能で、工事代金の補てんとして住宅事業者の代理受領も可能です。
代理受領の場合には、住宅事業者が窓口で申請を行わなければなりませんが、予め、請負契約や売買契約の時に代理受領特約を締結しておかなければなりません。これは、工事代金の補てんとして考えた場合に契約時に給付金額を確定する必要がある為です。この場合、給付金を決める収入は契約時期が基準になり、持ち分は契約時に決めておき給付金申請時に持ち分の変更は出来ません。
エコポイントの即時交換はグレードアップを目的にしていたのに対して、給付金の代理受領はグレードダウンを回避する事が目的だと思います。
消費税に負けない良い家づくりして行きたいと思います。
設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」http://bit.ly/1jGaFJU
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【3】 家づくりのいろは 「木―キリ―」
こんにちは、千葉です。
いよいよ長女が短大入学、三女が小学校入学とそれぞれ節目を迎え、どのように生活ペースが変わっていくのか楽しみです。
今日の「家づくりのいろは」は「キリ」について勉強してみたいと思います。
キリは、日本国内でとれる木材としては最も軽く、割れや狂い、収縮率も少なく、高級木材として重宝されてきたようです。この他、湿気を通しにくく、発火しづらいという特徴から、タンスや金庫の内側などに使われるそうです。
キリと言ったら、私がすぐに頭に浮かぶのは桐ダンスですが、タンス以外にも、下駄や箏(こと)などに使用されるようです。
また、キリは多孔質で、手で触った感じがとても暖かいので、床材として使用すると断熱材がいらないほどだそうです。
木肌は白く、経年変化とともに赤味を増していくようです。
松匠創美では、水にも強いという点から、水廻りの造作家具に使用しています。
事務所兼モデルルームのキッチン、洗面化粧台等の造作家具もキリで造られています。どうぞ、見学にいらして下さい。
「松匠創美の建てた家」で、こちらでもキッチンと洗面化粧台にキリを使用しています。是非ご覧になって下さい。
キリは軽くて、柔らかいのですが、摩耗性に優れているので、頻繁に開け閉めする引出しなどにも向いています。
本日も最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美
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■ 第117号 ■ 家づくり雑記帖 「 プリッカー賞 」2014/3/26
こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。
【1】 片付け好きの頭の中 「片付けって?」
【2】 家づくり雑記帖 「プリッカー賞」
【3】 家づくりのいろは 「木―セランガンバツ―」
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【1】 片付け好きの頭の中 「片付けって?」
こんにちは、片付け好きの久保です。すっかり春らしくなり、片付けにぴったりの季節になりました。
さて、今回は『片付け』とは何か?から整理してみたいと思います。辞書によりますと、『片付け』とは、散らばっているモノをきちんとした状態にすること。また、ごたごたしている物事を整理すること。とあります。と言うことは、『片付け』とは、整理された状態にする行為のことになります。
では、整理された状態とは何でしょう。辞書によりますと、『整理』とは、散らばっているものを整えてきちんとすること。また、無駄なもの、不要なものを処分すること。とあります。と言うことは、無駄なもの、不要なものを処分し、整えられた状態が整理された状態と言うことのようです。
では、もう一つ一緒に使われる言葉に、整理整頓の『整頓』があります。この『整頓』についても辞書で調べますと、良く整った状態にすること、きちんと片付くこと。とあります。と言うことは、整理された状態が維持していること。と言うことができそうです。
と言うことで、これら3つの言葉から、無駄なもの、不要なものを処分し整理した状態を生み出したら、日々片づけを行うことで、整頓された状態を保つことができる、という流れが判ります。
自分の場合で考えますと、整理をしないと片付かないため、まず整理から始め、次に片付けを行います。整頓は、ころあいを見て程々にを心掛けています。
『片付け』にまつわる言葉、いかがだったでしょうか、それではまた次回もよろしくお願い致します。
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【2】 家づくり雑記帖 「プリッカー賞 」
こんにちは、設計の田中です。
先日、建築界のノーベル賞とも言われているプリッカー賞の受賞者が日本の建築家、坂茂(ばんしげる)さんに決まったと発表がありました。実は昨年の伊藤豊雄さんに続いて2年連続日本人の受賞になります。という事で、今日はプリッカー賞について書いてみたいと思います。
プリッカー賞は、1979年にアメリカのジェイ・プリッカーによって設立された賞です。ハイアットホテルアンドリゾーツのオーナーであるプリツカー一族が運営するハイアット財団から年に一度、原則として一人若しくは一組の建築家に対して授与されます。審査員は、経済界や出版業界、建築文化教育機関などの専門家で行うそうで、建築界のノーベル賞に例えられるほどの権威ある賞であり、最高の栄誉とも言われています。
建築界のノーベル賞に例えられる理由は、候補者の推薦に公開の手続きを用いる事と、審査員の独立性が保たれている為だそうです。また、賞の目的は、「建築家の才能、洞察力、献身といった特徴を示すとともに、建築の技術を通じて一貫して顕著な貢献を人類と建設された環境に対して行っている建物を設計した、存命の建築家に賞を授けること」とあり、賞は建築作品に与えられるのではなく、素晴らしい仕事を積み重ねてきた経歴に与えられるのだそうです。
このプリッカー賞、実は多くの日本人が受賞しています。
丹下健三(1987)、槇文彦(1993)、安藤忠雄(1995)、妹島和世・西沢立衛(2010)、伊藤豊雄(2013)、坂茂(2014)の7名で、アメリカと並んで日本が最多受賞者排出国です。因みに、新国立競技場の設計のザハ・ハディッドさんも2004年に受賞しています。
また、審査員にも日本人は多く関わってきました。磯崎新(1980-84)、槇文彦(1985-88)、中村敏男(1991-99)、坂茂(2007-2010)がメンバーに入っていました。因みに中村敏男さんは建築雑誌の元編集長でその他の方々は建築家です。
プリッカー賞の公平性については疑問視する方もいるようですが、日本人建築家が評価されている背景には、日本の自然の恵みや脅威が養った感性や勤勉性が、建築の芸術性や技術を育むと言う文化がある様に思います。松匠創美の造る住宅とは規模が違い過ぎてまるで別世界ですが、プリッカー賞受賞のニュースはやっぱり嬉しいです。
設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」http://bit.ly/1jGaFJU
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【3】 家づくりのいろは 「木―セランガンバツ―」
こんにちは、千葉です。
菜の花の黄色がとても鮮やかな季節になりました。心も春色になってきますね。
今日の「家づくりのいろは」は、「セランガンバツ」について勉強してみたいと思います。
セランガンバツは、大径木で、木目が素直なので、柾目と言って反りや割れが出にくい製材が出来る樹種だそうです。とても硬く、重く、耐久性のある木材で、何も塗らずに雨ざらしにしても、平均寿命は15年以上とのことです。また、土中に埋めても14年は腐らないと言われるほど腐れに強い木のようです。
セランガンバツの「バツ」は「石」を意味し、石のように硬いことを表しているそうです。
ただ、それだけ硬いので、下穴を開けてからでないとビスも入らず、加工するのに手間がかかるようです。色は赤味のある濃い色ですが、経年変化とともに2~3年でシルバーグレーになります。
「松匠創美の家づくり」の中の「良質な素材」にもセランガンバツが紹介されていますので、ご覧になって下さい。
https://hayama-ie.jp/concept/concept04.html#seran
セランガンバツは、デッキなどの外構に適していますが、最初は雨などで色の強いアクが出るそうですので、駐車場などの上にデッキを造る際には、車にアクが落ちるので注意が必要のようです。この他、年月とともに木の表面がささくれてくるという難点がありますが、素足などで歩かないようであれば問題はないようです。また、素足で使用したいという場合には、骨組みだけセランガンバツを使用し、床面は先週ご紹介したウェスタンレッドシダーなどにする事も出来ます。
松匠創美でもデッキ材として使用していますので、是非ご覧になって下さい。
https://hayama-ie.jp/example/archives/464#more-464
こちらのデッキはすべてセランガンバツです。
本日も最後までお読み下りありがとうございました。
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