連日、雨模様の葉山辺りですが、

桜はちょうど満開の見ごろになっています。

明日こそは陽ざしを期待したいところです。

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こちらは先週末、都内の桜です。

ちょうど見ごろでしたので、車を停めて

しばし桜のシャワーを浴びて来ました。

ビルと桜、葉山では見かけない構図です。

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次は、三世代バリア”アリー”の家の

クライアントさんが撮って下さったお写真です。

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「初めての春に素敵な発見の窓の位置に

家族で喜んでいます」とメールを下さいました。

計画中には桜の木に気づいていませんでしたので、

素敵なサプライズに

時には楽しくないこともある家事仕事ですが

「穏やかな気持ちでキッチンに立てます」と

楽しんで下さっていて、とても嬉しい便りでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日は、昨日に引き続き

『三世代バリア”アリー”の家』のご紹介です。

敷地の立地から2階にリビングとなりましたので、

2階リビングの利点を生かし、空間的広がりが感じられるよう

トイレ以外の空間には、フラットな天井は設けず、

屋根の傾斜なりの勾配天井にしました。

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そして、階段の柱とそれに架かる大きな小屋梁を見せ、

それ以上の小屋組みはボードを貼り、

白い天井として仕上げました。

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床には、チェリーのラスティックグレードを貼りました。

ラスティックの床板は無垢ですが、節や白太と赤味を混ぜて

工場でジョイント加工したものですので、

いろいろな杢目が入り交じり、とても表情豊かで

面白味のある仕上がりになります。

そのため、木の表情を楽しみたい方に人気があります。

今回もとても気に入っていただきました。

このような形で木材を加工して有効活用することで、

丸太の利用率を向上することができます。

それを使用することは山を守ることにもつながりますので、

大切なことだと思います。

『三世代バリア”アリー”の家』のご紹介は今回で最後となります。

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

少し間があいてしまいましたが、

今日は『三世代バリア”アリー”の家』のご紹介です。

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2階南西の角にはバルコニーがあります。

南西に建つ3階建てとの間にバルコニーを設けることで、

視界と日差しを確保するためです。

また、バルコニーは、お子さんがプールで遊んだり、

BBQをしたりしたいとのご希望でしたので、

細長い形状ではなく、四角い形状としました。

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結果、2階スペースがクランクすることになり、

このクランクを利用し、

リビングの一角に子供コーナーが確保できました。

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お子さんがまだ小さい今は、散らかしてもいいスペースとして、

もう少し大きくなったら、学習するスペースとしても

利用することができます。

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子供コーナーはバルコニーに面する掃出し窓から

たっぷりの日差しが差し込む明るい空間です。

また、子供コーナーからリビングを見ますと、

階段室との仕切り壁によって

緩やかに区切られているように感じられます。

『三世代バリア”アリー”の家』のご紹介は

次回が最終回になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。